ハロウィンの「山手西洋館」を歩く、港北ボランティアガイドが10月25日に | 横浜日吉新聞

横浜日吉新聞

ハロウィンの山手西洋館を歩きます。

港北ボランティアガイドの会は、今月(2025年)10月25日(土)午前中にウォーキングツアー「ハロウィンの山手西洋館巡り」を企画し、参加者60人を10月10日(金)まで募集中です。

2025年10月25日(土)午前に開かれる企画ツアー「ハロウィンの山手西洋館巡り」の案内チラシ、応募締切は10月10日(金)17時(主催者提供)

今回のツアーは港北区内を飛び出し、横浜を代表する観光エリアの一つ、ハロウィン期間の装飾で賑やかな中区山手の西洋建築群や周辺の著名スポットを歩きます。

当日は9時30分までにJR根岸線・石川町駅の元町口(南口)に集合後、一気に坂道を上がって「イタリア山公園」まで歩きます。

イタリア山公園にある「外交官の家」(主催者提供)

イタリア山公園にある「旧山手18番館」(主催者提供)

1880(明治13)年から~1886(明治19)年までイタリア領事館があった場所で、現在はイタリア式庭園として開放。園内にある「旧山手18番館」「外交官の家」と名付けられた洋館がみどころとなります。

続いて訪問する「山手公園」は、1870(明治3)年に横浜居留外国人によって作られた国内初の洋式公園。昭和の初めに外国人向け賃貸住宅として建てられた「旧山手68番館」が公園管理事務所として使われています。

山手公園の管理事務所として使われている「旧山手68番館」(主催者提供)

また山手公園は、1876(明治9)年に日本で初めてテニスが行われた場所でもあり、記念碑やテニス発祥記念館も見逃せません。

次の「妙香寺」は、9世紀に真言宗の開祖・弘法大師(空海)が開いたとされる古刹で、その後は日蓮宗に改宗。境内には「君が代発祥の地」「日本吹奏楽発祥の地」の碑が置かれています。

妙香寺にある「君が代の碑」(主催者提供)

続いて訪問する「キリン園公園」は、その名の通り日本で初めて産業として継続的にビールを醸造・販売の事業を展開した場所。1870(明治3)年にノルウェー系アメリカ人醸造技師のウィリアム・コープランドがビール醸造所を設立し、キリンビールはこの事業を引き継ぐ形で設立されました。

キリン園公園にあるビール井戸。かつてビールを作る水を汲み上げるために使われていた(主催者提供)

400メートルほど歩いて着くのが元町公園。園内では日本の生糸輸出の拡大に大きな役割を果たしたシーベルヘグナー商会の横浜支配人「エリスマン邸」や、英国人貿易商B.R.ベリックの邸宅で横浜市認定歴史的建造物に指定されている「ベーリックホール」が見どころです。

港の見える丘公園から横浜ベイブリッジ方面の展望(主催者提供)

1937(昭和12)年に英国総領事公邸として建てられた「イギリス館」を経て「港の見える丘公園」に至ります。ここで海の風景を楽しんだ後、ゴール地点の「フランス山」は1896(明治29)年にフランス領事館が置かれた場所で、生麦事件をはじめとする外国人殺傷事件を背景に、自国民保護のためにフランス軍が駐留したことからその名が付きました。

フランス山までの全行程約4.5キロのコースは多少の上下移動もあります。なお、12時ごろに解散を予定するフランス山から元町・中華街駅(みなとみらい線)へは徒歩5分ほどでアクセスが可能です。

旧山手18番館のハロウィン飾り(主催者提供)

参加費は500円。港北ボランティアガイドの会のホームページ内にある申込フォームなどから10月10日(金)17時までに事前申し込みが必要。定員は60人で応募者多数の場合は抽選となります。

【参考リンク】

2025年10月25日(土)開催「企画ツアー『ハロウィンの山手西洋館巡り』」(10月10日締切、港北ボランティアガイドの会)

港北ボランティアガイドの会公式サイト(各種ツアーの案内など)

JR根岸線「石川町駅」の案内ページ(JR東日本)

みなとみらい線「元町・中華街駅」の案内ページ(フランス山から徒歩5分ほど)


カテゴリ別記事一覧