港北ボランティアガイド、11月29日(火)に旧東海道「神奈川宿」を歩く | 横浜日吉新聞

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今回は港北区のとなり、史跡が凝縮された旧東海道の「神奈川宿」を歩きます。

港北ボランティアガイドの会は今月(2022年)11月29日(火)午前に開くウォーキングツアー「幕末の神奈川宿と浦島太郎伝説」の参加者50人を今月14日(月)まで募集中です。

今回のウォーキングツアー「幕末の神奈川宿と浦島太郎伝説」は京急の東神奈川駅(JR東神奈川駅近く)から出発する

今回のツアーでは、京急「東神奈川駅」(旧「仲木戸駅」、JR東神奈川駅の東口と隣接)を9時30分にスタートし、東急東横線の反町駅近くまで歩くもので、4.5キロの行程に寺社や史跡が密集し、見どころが満載の内容となっています。

当日は京急・東神奈川駅から第一京浜(国道15号)近くにある「能満寺」「東光寺」、東神奈川駅近くの「金蔵院」「(東神奈川)熊野神社」と旧東海道沿いの寺社をめぐり、神奈川地区センター前にある神奈川宿の「高札場(こうさつば)」跡を見学。

熊野神社(東神奈川)の「大狛犬」(港北ボランティアガイドの会提供)

東神奈川駅(旧「京急仲木戸駅」)から反町駅付近までは神奈川宿の見どころが凝縮されている(2012年神奈川区役所発行「神奈川宿歴史の道(改訂版)」より)

さらに旧東海道沿いの「成仏寺」に続いて、浦島太郎伝説にゆかりのある「慶運寺」を経て、海沿いの「神奈川台場跡」まで歩きます。

再び旧東海道に戻り、幕府公認の宿だった「本陣跡」を見学し、「宗興寺」「神奈川の大井戸」「浄瀧寺」を経て、神奈川宿を描いた絵図でもおなじみの「権現山城跡」に至ります。

旧東海道の「洲﨑大神」「普門寺」「甚行寺」と立ち寄り、JR東海道本線や京急線と交差する青木橋をわたって、東横線の反町駅から徒歩6分ほどの場所に位置する「本覚寺(ほんがくじ)」で解散となります。

11月29日(火)に開催される「幕末の神奈川宿と浦島太郎伝説」の案内チラシ(港北ボランティアガイドの会提供)

現在も神奈川区は港北区と接していますが、中世以降、東海道の神奈川宿付近は「小机領」に含まれていたといわれ、また1939(昭和14)年に港北区が発足する前は「神奈川区」に含まれているなどの縁があるエリアです。

参加費は500円、今月11月14日(月)までに同ガイド公式サイトのフォームなどから事前申し込みが必要。定員は50人で応募者多数の場合は抽選になるとのことです。

【参考リンク】

2022年11月29日(火)開催「幕末の神奈川宿と浦島太郎伝説」の案内ページ(港北ボランティアガイドの会)

神奈川宿歴史の道(神奈川区役所、見どころ案内)

浦島太郎伝説~浦島太郎は神奈川にいた!?(神奈川区役所)


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