<横浜市交通局>地下鉄の利用増で利益拡大、バスは収入・費用とも増え赤字続く | 横浜日吉新聞

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コロナ前の状況に戻しつつあります。

横浜市交通局は2024(令和6)年度(2024年4月~2025年3月)の決算速報値を今月(2025年)8月20日に公表し、市営交通全体で46.5億円(前年度比12.6億円増)の経常利益を確保しました。

乗客の数は戻りつつある(地下鉄グリーンライン、イメージ)

事業別に見ると、地下鉄は利用客の増加で乗車料収入が前年度から15.3億円増え、52億9100万円(前年度比11億6400万円増)の経常黒字となりました。

地下鉄の1日あたりの乗車人員は62.5万人と前年度比2.9%増えています。コロナ前の2019(令和元)年に記録した66.4万人にはおよばないものの、回復基調が続いています。

2024年度(R6)までの乗車人員の推移。新型コロナ禍前の2019年度(R元)までは戻っていないが、地下鉄では回復基調が続く(市交通局のニュースリリースより)

バス事業も利用増で乗車料収入が前年度と比べて2.7億円増加し、ラッピングバスの受注増などにより広告料収入も増えましたが、原材料や外注作業の単価上昇で修繕費も増加。また、車両更新の再開により「減価償却費等」は前年度比26.6%増となっています。

この結果、前年度と比べて9400万円の収支改善は見られたものの、6億4600万円の経常赤字となりました。

2024年度(R6)までの経常損益の推移。バス事業は改善が見られるが赤字が続く(市交通局のニュースリリースより)

)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の一部共通記事です

【関連記事】

・【前年記事】<横浜市交通局>地下鉄好調で「黒字」確保、市バス事業はコスト増に苦戦(新横浜新聞~しんよこ新聞、2024年7月16日)

2030年の「ブルーライン延伸」は難しいのか、建設費高騰やコロナ機に動きが止まる(新横浜新聞~しんよこ新聞、2025年6月16日)

【参考リンク】

横浜市交通局「令和6年度 市営交通事業の決算(速報)について」(2025年8月20日、横浜市交通局)

横浜市交通局の「財務状況」に関するページ(予算や決算、バス路線別収支など)


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