学年やクラス、そして部活動をも超えての“最高の日吉祭”を創り上げるための「団結」を呼び掛けます。
慶應義塾高校(慶應塾高)(日吉4)は、今週末(2024年)10月26日(土)の9時から17時までと、翌27日(日)の9時から15時まで、第75回目の節目となる学園祭「日吉祭」(同実行委員会主催)を開催します。
今年のテーマは「UNITED」(ユナイテッド=英語で「力を合わせた」、「団結した」などの意味)。
昨年(2023年)は「新型コロナ禍」以降初となる一般公開となったことでの盛りあがりを見せたといいますが、今年はさらに、「塾高生(生徒)全員が学年・クラス・部活動などの壁を乗り越えて“団結”することで、“最高の日吉祭”を創り上げようとの想いが込められています」(同実行委員会)と説明します。
当日は、生徒会による「学校説明会」を日吉協育ホール(協育棟4階)で実施。「生徒目線での塾高の学校生活」を紹介するほか、本校舎2階の多目的室で「個別相談会」も開催。
「受験に対する不安や疑問などにお答えします。ぜひお越しください」(同)と、多く受験を検討する中学生の来校を呼び掛けます。
また、誰もが参加できる催しとして、全54教室や音楽室、地下体育館、ホールなどで行われるクラスや部活動、各有志団体による企画も例年通り実施。
「パフォーマンスやカードゲーム、飲食など、幅広い楽しみが待っています」(同)と、“来場者全員”を歓迎するための準備を進めているといいます。
また、日吉会堂でのパフォーマンス企画「JK’s God Talent」や、協育ホールでのファッションショー「ヒヨコレ」を新たに開催するとのこと。
毎年、日吉会堂で行われるバンドステージ「ひよロック」についても、「本年度は、来場された皆様の投票制度を取り入れることにいたしました。こちらもぜひご参加ください」(同)と呼び掛けます。
「飲食」や「部活動」にも注目を
また、昨年から本格的に“解禁”された飲食部門ですが、グリーンハウス食堂(学食)では、唐揚げ定食のほか、カレーやラーメンを提供。
和菓子店「赤坂青野」(東京都港区)のコーナーでは、「ペンマーク入りどら焼き」や「最中」のほか、記念の和菓子を販売する予定です。
また、ポテトやトルコアイスなどを販売するケバブ店や、スイーツ店も招致し、クレープやベビーカステラ、かき氷など提供するとのこと。
各部活動についても注目してもらいたいといい、「日吉祭は運動部だけではなく、應援指導部や演劇部、ESS(英語会)、ディベート部などパフォーマンス系から、ワグネル・ソサィエティー・オーケストラやマンドリンクラブ、吹奏楽部や楽友会(合唱・アカペラ)といった音楽系まで、素晴らしい発表やパフォーマンスを見ることができます」(同実行委員会)と、それぞれの部活動の魅力を感じてもらう機会としての「日吉祭」をアピール。
「軟式野球部は招待試合を開催。蹴球部(ラグビー部)は、神奈川県の予選試合を南側グラウンドで行います」(同)と、本格的な対戦も見られる貴重な機会であると説明します。
塾高らしい「正統」と「異端」を体感
学校の魅力については、「慶應義塾高等学校という学校は、『正統』と『異端』に溢(あふ)れた場所」と同実行委員会。
入学後は“毎日が刺激の尽きない日々になることでしょう”とし、「同じ目標を持った仲間やライバルと過ごし、お互いを高め合うことができる環境」であると語ります。
日吉祭では、「その塾高生らしい『正統』と『異端』、そして『伝統』と『革新』を肌で感じ取ってもらえる機会としたい」としています。
「コロナ禍」以前、2018年度の来場者数は約1万6000人、昨年はそれを上回る約1万6600人まで回復したといい、「日吉祭でお会いできることを楽しみにしています」と語る実行委員、そして在学中の塾高生が“一つ”になり、新たな出会いを演出していく予定です。
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【参考リンク】
・慶應義塾高等学校 第75回「日吉祭」特設サイト(同実行委員会)
・慶應義塾高等学校「日吉祭実行委員会」公式インスタグラム(同)
・慶應義塾高等学校「日吉祭実行委員会」公式X(ツイッター)(同)
・第75回日吉祭の開催について(慶應義塾高等学校)