男女共学化から25年の節目を迎えての「学園祭」で、新たな“起業体験”によるプログラムにチャレンジしているクラスがあります。
1930(昭和5)年に神奈川区大口で開校、戦災により移転した鶴見区生麦から1947(同22)年に箕輪町に着地したという歴史を持つ日本大学高校(日大高校)。
1948(同23)年に新制の日本大学中学校(日大中学)を設置、1999(平成11)年から中学校から女子学生の受け入れを始め、今年で四半世紀となる25年、全学年共学化した2004(同16)年からは20年という大きな節目を迎えています。
新型コロナ禍により昨年(2023年)に4年ぶりの一般公開で開催された「桜苑(おうえん)祭」。
今年(2024年)は、中学校の「総合進学プレコース」に在籍する3年生3クラスによる「起業体験プログラム」出店が大きな特色となっているといいます。
東京証券取引所(中央区)が行う「東証起業体験プログラム」によるもので、各クラスごとに1つの事業を考案、今回の桜苑祭で実際に出店する予定です。
2023年度末から、生徒それぞれがアイデアを持ち寄り、クラス内でコンペティションを行い、各クラス1つずつの事業に絞っているとのこと。
今回は、チェキを使用してのバーチャル制服体験を楽しむ「さんしー株式会社」や、自分の好みの香りが選べる「株式会社まごころクリーム」などの店舗を出店し、利益を追求していくことができるのかといった体験を行う予定とのことです。
なお、同文化祭は両日ともに9時からスタートし、14日(土)は16時まで、15日(日)は14時まで行われます。
校内は土足で入ることができないため、スリッパなどの室内履きの持参が必要です(有料スリッパあり)。
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・【前年記事】<日大中学・高校>4年ぶり一般公開「桜苑祭」、事前申し込み制で今週末に(2023年9月15日)※コロナ前以来の一般公開(事前予約制)となった
・共学化20周年で盛り上がる、日大中学・高校「桜苑祭」は9/14(土)・15日(日)に(2019年9月11日)※この取材時に教頭を務めていた中園健二さんがこの春から校長に就任した
【参考リンク】
・ 2024年度 桜苑祭(文化祭)(同)※イベント詳細や申込フォームへのリンクも