相鉄・東急「クリエイティブラウンジ」、横浜駅近くの高層ビル最上階に | 横浜日吉新聞

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こちらも「相鉄・東急」で運営するとのことです。

相鉄グループの株式会社相鉄アーバンクリエイツと東急株式会社は、横浜駅西口近くで建設中の高層ビルで最上階となる42階に会員制ワーキングラウンジやカフェ・バーなどの複合施設「フラグヨコハマ(Vlag yokohama)」を今年(2024年)6月にオープンすると発表しました。

横浜駅西口の至近で建設中の高層ビル「ザ・ヨコハマフロント」(写真真中奥)、写真右側は駅西口直結の大型ビル「JR横浜タワー」、左側は横浜モアーズ(1月20日)

この高層ビルは、横浜駅の東神奈川駅寄りにある「きた西口」から徒歩約3分の鶴屋町1丁目で3月に竣工予定の「ザ・ヨコハマフロント(THE YOKOHAMA FRONT)」。

相鉄バスの拠点跡や地下化する前の東急東横線の線路跡などを使って建設しており、当初から相鉄と東急が再開発組合で中心的な役割を果たしています。

ビル内の大半は分譲マンション「ザ・ヨコハマフロントタワー(THE YOKOHAMA FRONT TOWER)」(13階~41階)とし、国の「国家戦略住宅整備事業」としてグローバル企業の誘致を促す役割も担っていることから、最上階には国際交流施設を設ける計画としていました。

ザ・ヨコハマフロントの多くは分譲マンション(レジデンス)となるが、グローバル企業誘致という国の戦略も担うことから最上階には交流施設を設ける計画としており、今回「フラグヨコハマ」として名称や内容が明らかになった(2023年8月の再開発組合・相鉄・東急によるニュースリリースより)

今年6月に開業を予定するフラグヨコハマは、「横浜エリアでの事業共創による社会課題解決のための複合施設となることを目指す」(両社発表資料)といい、「未来の兆し(Vlag=フラグ)溢れるクリエイティブラウンジ」(同)がコンセプトだといいます。

「会員制ワーキングラウンジ」のイメージ(ニュースリリースより)

約1000平方メートルのフロアには、セミナーやイベント、交流会などが開催可能な「ホール&スタジオ」をはじめ、「会員制ワーキングラウンジ」や会員以外も使える「カフェ・バー」、法人登記も可能な「プライベートオフィス」(約20~28平方メートル)を設置。

「ホール&スタジオ」のイメージ(ニュースリリースより)

「ここに集う利用者がお互いに刺激を受けながら、組織や立場を超えて未来に向けた取り組みを行うことができる場を創出します」(両社発表資料)とのことです。

同ビルでは、1階から4階の商業施設においても相鉄と東急がフロアを取得(保留床取得者)しており、横浜駅西口の至近に“相鉄・東急高層ビル”がまもなく登場することになります。

【関連記事】

横浜駅至近の“相鉄・東急タワービル”、下層階の商業エリアも両社で取得(2023年8月7日、新横浜新聞~しんよこ新聞)

“相鉄・東急タワーマンション”、43階建て巨大物件が横浜駅で進行(2022年1月27日)

<レポート>楽しくなった「横浜駅」、今夏の“小さな行楽”スポットに(2020年8月20日、JR横浜駅の高層ビルに隣接し、デッキで直結する)

【参考リンク】

横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業「THE YOKOHAMA FRONT」の42階に複合施設「Vlag yokohama(フラグヨコハマ)」が2024年6月に開業予定(東急電鉄)

横浜駅きた西口鶴屋地区市街地再開発組合(相鉄と東急も一員)


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