<東急バス>渋谷・新横浜・横浜駅から「軽井沢・草津温泉」へ高速バスを割引 | 横浜日吉新聞

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渋谷や新横浜、横浜駅西口から毎日運行している軽井沢・草津温泉行の高速バスが期間限定で割引となります。

東急バスなどは来年(2024年)1月15日(月)から「渋谷&横浜から高速バスで草津温泉へ行こう」と題し、軽井沢(長野県)や草津温泉(群馬県)まで片道3000円程度に割り引くキャンペーンを始めます。

渋谷と軽井沢・草津温泉を結ぶ高速バスは2017年から運行中(イメージ)

東急沿線と軽井沢・草津温泉を結ぶ高速バスは、2017(平成29)年3月に東急バス傘下の東急トランセと上田バス(長野県上田市)、京王バス、西武バスの4社で共同運行を開始したのが最初で、京王電鉄渋谷駅近くにある「渋谷マークシティ」(ウエストモール5階)から発着。

横浜駅西口・新横浜駅と軽井沢・草津温泉を結ぶ高速バスは2022年11月にスタートした(2022年11月撮影)

昨年(2022年)11月には横浜駅西口を発着する路線を東急バスと相鉄バス、上田バスの3社で新設しており、相鉄・東急新横浜線の開業による新たなニーズを取り込むため新横浜駅にも1往復を乗り入れています。

今回のキャンペーンは、渋谷発着の路線は来年1月15日(月)から2月15日(金)の期間に軽井沢駅など軽井沢エリアと草津温泉まで通常3000円から4000円の片道運賃を2980円に割り引くもので、平日は1便あたり6席、土曜日・休日は4席の席数限定。

2024年3月末までの「渋谷・中野坂上~軽井沢・草津温泉」の時刻表、ダイヤは季節によって変わり、今季の「冬ダイヤ」では2往復のみ運行(東急バス公式サイトより)

横浜駅西口(新横浜駅)発着の路線は、来年1月15日(月)から3月29日(金)の平日のみを対象とし、軽井沢エリアまで片道3000円(通常4000円)、草津温泉まで同3500円(同4500円)で1便あたり4席限定で割引販売。また、期間中の平日は「学生割引」として学生証を提示した場合は同様の運賃で乗車可能としました。

「横浜駅西口・新横浜・たまプラーザ~軽井沢・草津温泉」の時刻表、新横浜駅とたまプラーザ駅には1日1往復ずつ乗り入れている(東急バス公式サイトより)

リゾート地である軽井沢著名温泉地草津へは、東急沿線からは新幹線など複数の交通機関を使わなければ行きづらいことや、自家用車で冬場の雪道を走る不安などから直通できる高速バスには一定の需要があります。

群馬県にある草津温泉は鉄道では若干行きづらい場所(イメージ)

日吉や綱島など東横線の沿線からは、渋谷と横浜、または新横浜の3駅から高速バスへの乗り継ぎが可能で、2路線あわせて1日あたり5便程度の運行本数があるため、選択の幅は広がりそう。

渋谷発着の路線は、軽井沢エリア西武系のプリンスホテルとゴルフ場にも立ち寄るルートとなっており、軽井沢では目的の場所に応じて選べます。

予約は1カ月前から始まっており、割引はインターネット予約限定の企画。冬場の温泉旅やスキー、学生割引を使っての卒業旅行などに活用してみてはいかがでしょうか。

【関連記事】

行きづらかった「草津・軽井沢」へ直結、横浜駅・新横浜駅から高速バス始動(新横浜新聞~しんよこ新聞、2022年11月2日、路線開始時のレポート)

実は「高速バス」乗車にも便利な新横浜、羽田空港や草津・軽井沢へ路線(2022年11月11日、新横浜駅はバスに乗り換えやすいのが利点、最近は成田空港行の路線も乗り入れた)

【参考リンク】

東急バス「二子玉川・渋谷・中野坂上~軽井沢・北軽井沢・草津温泉」の路線案内(2024年3月まで「二子玉川」乗り入れ便は運休中)

東急バス「横浜駅西口・新横浜・たまプラーザ~軽井沢・北軽井沢・草津温泉」の路線案内(1日3往復、新横浜駅とたまプラーザ駅は1往復のみ乗り入れ)


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