実は「高速バス」乗車にも便利な新横浜、羽田空港や草津・軽井沢へ路線

横浜日吉新聞

来年(2023年)3月に日吉駅新綱島駅から1本の鉄道路線で10分以内の往来が可能になる新横浜。東海道新幹線の駅として著名ですが、近年は「高速バス」の乗り入れも広がりつつあり、今月(2022年)11月1日には「軽井沢・草津行」が新たに乗り入れを開始。駅前から乗車できる環境も注目を集めています。

新横浜駅の駅ビルを出ると目の前にバスターミナルが広がっている

新横浜駅は新幹線やJR横浜線の改札口を出てすぐに大きなバスターミナルがあり、横浜市営バスを中心に臨港バス(川崎鶴見臨港バス)や東急バス、さらには神奈川中央交通や相鉄バスも乗り入れる港北区の一大拠点

綱島駅からも東急バスの「綱72系統」(綱島駅~四ツ家~新羽駅~日産スタジアム前~新横浜駅)や、2021年7月に新設された臨港バスの「綱23系統」(綱島駅~トレッサ横浜~港北区総合庁舎~横浜アリーナ前~新横浜駅)が新横浜駅に乗り入れています。

羽田空港への高速バスは新横浜駅の真正面といえる位置から発車している

多数の路線バスに加えて、頻繁に運行されているのが羽田空港への「空港バス」で、首都高速道路を経由し40分ほどで直結。東急バスと京急バスの2社が1時間に1本から2本の頻度で運行中です。

新横浜発着の空港バスは、2017(平成29)年に首都高「横浜北線」の新横浜出入口が開業したことで時間短縮も図られています。

また、路線バスの一種として新横浜駅と溝の口駅(川崎市高津区)を第三京浜道路を使って約30分で結ぶ「直行バス」を東急バスが運行しており、1時間に1本から3本の便が設定されています。

深夜に名古屋・大阪へ夜行バスも

新幹線の運転が終わった深夜には名古屋・大阪方面への夜行高速バスも乗り入れる(2019年7月)

こうした短距離の“高速バス”だけでなく、この5年ほどの間に長距離の高速バスも新横浜駅に相次いで乗り入れを開始。

新幹線が運転されていない夜間の需要を狙い、深夜0時ごろに新横浜駅を出発し、早朝に名古屋や京都・大阪へ到着する「夜行バス」が定期的に乗り入れており、新幹線より割安な運賃で夜間移動が可能です。

そして11月1日から新たに運行が始まったのが「軽井沢・草津温泉」への高速バス路線で、東急バスと相鉄バス、上田バス(長野県=かつて東急傘下のバス会社)の3社が横浜駅からの新路線を開設したことにともない、3便のうち1便が新横浜駅への乗り入れを始めました。

11月1日から軽井沢・草津行の高速バスが1日1往復乗り入れるようになった

横浜方面から軽井沢や草津温泉へは鉄道で直通できない観光地ということもあり、3社が共同で運行を始めたものです。

新横浜駅への乗り入れは「相鉄・東急直通線(新横浜線)」の開業をにらんでのものだといい、現時点では1往復のみにとどまっていますが、乗客の利用動向次第では増発も検討していくといいます。

新横浜駅は、横浜駅や新宿駅といった大型ターミナルのように遠く離れたバス乗場まで歩く必要がなく、相鉄・東急直通線の開業も控えるだけに今後も乗り入れ便が拡大する可能性もあります。

新横浜駅を発着する高速バス(高速道使用)路線の一覧

  • 新横浜駅~溝の口駅(東急バス):1時間1~3本
  • 新横浜駅~羽田空港(京急バス東急バス):1時間1~2本
  • 新横浜駅→名古屋(WILLER=ウィラー):1日1本(夜行便)(
  • 新横浜駅~大阪方面(キラキラ号WILLER):1日1~2本(夜行便)(
  • 新横浜駅~軽井沢駅~草津温泉(上田バス便):1日1本(昼行便)

)夜行高速バスは“旧ツアーバス系”の企業が運行しており、利用動向によっては、広く周知することなく運行日が変更されたり運休したりするケースが見られ、11月10日時点では新横浜駅発着の「キラキラ号」(京都・大阪便)の運行は確認できない

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行きづらかった「草津・軽井沢」へ直結、横浜駅・新横浜駅から高速バス始動(新横浜新聞~しんよこ新聞、2022年11月2日、乗車レポートも)

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<新横浜駅>新幹線の終電後に走る「夜行高速バス」、名古屋や大阪へ深夜移動(新横浜新聞~しんよこ新聞、2019年8月5日、名古屋行への乗車レポートも)


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