神奈川県は今月(2022年)8月2日から出している「かながわBA.5(ビーエーファイブ)対策強化宣言」と題した県民向けの要請を9月末まで延長することを発表しました。(※その後、感染者数の減少により対策強化宣言は9月25日で終了しました)
「かながわBA.5対策強化宣言」は、重症者数や死亡者数は低い水準にあるとされるオミクロン株「BA.5(ビーエーファイブ)」の特徴を踏まえ、社会経済活動との両立を図るための対応策。
同宣言では、適切なマスクの着用や効果的な換気、“三密”の回避、「マスク飲食」の実践といった基本的な感染防止対策とワクチン接種の要請が中心で、行動制限は求めていません。
黒岩祐治知事は県民向けのメッセージ動画で「本県の新型コロナの新規感染者は、やや減少傾向にあるものの、未だに1万人前後で高止まりしており、発熱外来など医療体制がひっ迫した状態は、依然として深刻」として基本的な感染防止対策の徹底やワクチン接種、セルフテストによる自主療養などを呼びかけています。
一方、県は「社会経済活動との両立」を目的に宿泊料金などを補助する「かながわ旅割」の期間を9月30日まで延長し、きょう8月30日から予約販売を開始する予定です。
(※)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です
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【参考リンク】
・「かながわBA.5対策強化宣言」を9月30日まで延長~知事メッセージ(2022年8月26日、神奈川県)
・県内旅行の割引を行う「かながわ旅割」の実施期間を9月30日まで延長します(2022年8月26日、神奈川県)