日吉・綱島から「みなとみらい線」への通勤定期券、3月以降は負担増に

横浜日吉新聞

日吉や綱島から「みなとみらい線」へ通勤定期券を利用している場合、実質的に値上げとなるケースが多くなりそうです。

東急電鉄とみなとみらい線(横浜高速鉄道)は、両社にまたがる通勤定期券を割り引いてきた「連絡割引定期券」割引率を来月(2022年)3月12日(土)の発売分から縮小すると発表しました。

みなとみらい線各駅への3月11日までの定期券運賃と12日以降の定期券運賃(ニュースリリースより)

この連絡割引定期券は、東急線の各駅からみなとみらい線各駅への定期券の運賃を、1カ月・3カ月の定期券では1割引、6カ月の場合は2割引としてきたもので、2004(平成16)年2月のみなとみらい線開業時に設定。

当初は開業後1年間の発売としていましたが、現在まで18年にわたって割引は続いており、すでに定着した制度となっています。

新型コロナ禍で通勤定期券での利用者が減っている(馬車道駅)

今回の割引率縮小は、新型コロナウイルス禍で定期券利用者が減っており、「今後の回復を見通すことが困難な状況」(両社)であることから決めたものだといいます。

今後は1カ月と3カ月の通勤定期券での割引をなくし、6カ月の割引率を2割から1割へ縮小。

たとえば、日吉駅・綱島駅から新高島・みなとみらい・馬車道の3駅までの通勤定期を購入する場合、連絡割引定期券の割引適用で1カ月1万3270円、6カ月は6万3610円となっていますが、3月12日以降は1カ月で1万4740円(+1470円)、6カ月は7万670円(+7060円)に運賃額が上昇することになります。

全線地下で相応の建設費を要しているためか東急線と比べ「みなとみらい線」の運賃は安くない(新高島駅)

日吉駅・綱島駅から横浜駅までの通勤定期券は1カ月で7530円ですが、東急電鉄と第三セクターのみなとみらい線が“別会社”であることから、横浜駅を越えると倍近い定期券代となります。それだけに連絡割引定期券は通勤利用者に対する貴重な負担軽減策となっていました。

なお、通学定期券については、今後も従来の割引率を継続するとのことです。

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<コラム>15周年の「みなとみらい線」、東急と高級住宅街の板挟みで進める新計画(2019年1月16日、みなとみらい線の歴史など)

【参考リンク】

東急線・みなとみらい線連絡割引定期券(通勤定期)の割引率・発売額の変更について(東急電鉄・横浜高速鉄道、3月12日から実施)


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