日吉出身の富樫敬真(けいまん)選手、マリノスからJ2の「FC町田」へ完全移籍 | 横浜日吉新聞

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日吉出身のストライカーは横浜F・マリノスへは戻ってきませんでした。2018年シーズンは「FC東京」へ1年間の期限付き移籍をしていたプロサッカーの富樫敬真(けいまん)選手(25歳)は、2019年シーズンからJ2リーグの「FC町田ゼルビア」(本拠地:町田市立陸上競技場)へ完全移籍となることが発表されました。

2018年はFC東京で期間限定移籍したが「なかなか結果がついてこない状態」(同選手)が続いた(FC東京の選手紹介ページより)

富樫選手は、駒林小学校(日吉本町2)時代にはプロ選手を多数輩出した「駒林サッカークラブ」に所属し、日吉台西中学校(日吉本町5)から日大高校(箕輪町2)を経て、関東学院大学在学中の2015年に横浜F・マリノスに加わった地元出身選手。

2016年のシーズンにはU-23日本代表に選出され、サッカー五輪代表の候補になりましたが、2017年は16試合2得点にとどまり、FC東京へ1年間の期限付きで移籍。FC東京で迎えた2018年はJ1リーグ19試合で1得点、カップ戦6試合で2得点、天皇杯3試合で無得点となり「なかなか結果がついてこない状態が続き、チームの目標を達成することができずに去ることがとても悔しい」(同選手)というシーズンとなりました。

中学生時代から横浜F・マリノスで育った富樫選手は、いったん同チームから完全に離れることになる(横浜F・マリノスのニュースリリースより)

日吉台西中時代から横浜F・マリノスジュニアユースに所属していた富樫選手。マリノスから離れて完全移籍となるだけに、「僕を育ててくれた横浜F・マリノスには、これまでのプレーや結果では返し足りないほどの恩を感じています」(同)といい、「伝えたい想いはたくさんありますが、言葉では言い表しきれません」(同)とマリノスファンらにコメントを残します。

来シーズンはJ2に戦いの舞台を移すことになりますが、「移籍することを決断した後、映像を見返し、このクラブでみんなと一緒にJ1の舞台へ行きたいと強く思いました」(同)と前を向き、新チームでも全力を尽くす決意です。

【関連記事】

日吉出身のマリノス・富樫敬真選手がFC東京へ期限付き移籍、「チャレンジしたい」(2018年1月8日)

【参考リンク】

富樫敬真選手 FC町田ゼルビアへ完全移籍のお知らせ(横浜F・マリノス)

富樫敬真選手 加入のお知らせ(FC町田ゼルビア)


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