来春2017年の高校野球選抜大会(春のセンバツ甲子園)を目指す神奈川県の秋季大会は、昨日(2016年9月)27日(火)に決勝戦が行われ、慶應義塾高校(塾高)が横浜高校を7対4で下し、今年3度目の対戦で初めて横浜に勝利するとともに、秋季大会では2008年以来8年ぶりの優勝となりました。
試合は両チームともエースナンバーの投手を温存する形で開始。塾高は1回に3点を先取するなど、優位なペースで試合を運び、2度目の同点とされた7回には、一気に3点を加えて突き放し、最後はエースの森田君が投げて試合を締めています。
県大会は塾高の優勝で幕を閉じましたが、次はセンバツの甲子園出場をかけた最後の決戦「関東大会」が舞台です。同大会は東京都を除く関東7県の1~2位校(開催県のみ3位まで出場)の15校が対戦する大会。ここで2勝し、ベスト4に残ることがセンバツ大会への出場条件とされています。
昨年(2015年)の大会では、横浜と桐蔭学園の2校がまさかの1回戦負けとなり、今年のセンバツ大会では神奈川県勢がゼロという状況になりました。
大会は10月22日(土)~24日(月)、29日(土)~30日(日)の延べ5日間にわたって栃木県の「宇都宮清原球場」(宇都宮駅からバス)と「栃木県総合運動公園野球場」(東武宇都宮線・西川田駅から徒歩15分)の2カ所で行われます。組み合わせは10月12日(水)に決定される予定です。
2009年以来のセンバツ大会への出場は叶うのか。関東大会でも塾高の戦いに注目が集まります。
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・<慶應塾高・野球部>秋季大会も横浜高校と“最終決戦”、9/27(火)14時から中継(2016年9月27日)
【参考リンク】
・平成28年度 第69回秋季関東地区高等学校野球大会について(2016年10月22日開幕、神奈川県高野連)
・神奈川県高等学校野球秋季大会(神奈川県高野連、2016年8月20日~9月27日)
・慶應高校の戦績(朝日新聞社×ABCの「バーチャル高校野球」)