綱島公園ログハウス「モッキー」がメンテナンス休館、利用再開は“桜まつり”前に | 横浜日吉新聞

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綱島公園で子どもたちに人気の「こどもログハウス」が長期休館。春の“桜まつり”前には利用を再開できる見込みです。

東急東横線綱島駅から徒歩約8分の綱島公園内(綱島台)にある横浜市の公共施設「綱島公園こどもログハウス(愛称:モッキー)」は、来年(2024年)1月4日(木)から3月25日(月)まで、大規模修繕により休館

横浜市の全18区に整備された「こどもログハウス」の1つとして整備された愛称「モッキー」は建築されて以降30年以上が経過している(2023年11月)

横浜市の全18区に整備された「こどもログハウス」の1つとして整備された愛称「モッキー」は建築されて以降30年以上が経過している(2023年11月)

きょう(2023年)12月29日(金)から1月3日(水)までは、年末年始による休館のため、きのう28日(木)が休館前の最後の利用日となり、再び施設を利用できるのは来年3月26日(火)からとなります。

木で造られているモッキーはどうしても傷(いた)みやすく、鉄筋コンクリートなどで造られた他の施設と比較すると短い期間での大規模修繕が必要になる状況です」と同施設を運営する一般財団法人こうほく区民施設協会(菊名6)の担当者。

「丸太」で造られている分、どうしてもメンテナンスの期間が短いスパンになってしまうという

「丸太」で造られている分、どうしてもメンテナンスの期間が短いスパンになってしまうという

同協会が施設運営を行う中、これまで2011(平成23)年度と、2017(同29)年度に2度の大規模修繕を実施したとのこと。

その中で、施設の劣化を防ぐばかりでなく、トイレの洋式化男性トイレにおむつ交換台を設置するといった、“新しい時代の流れに沿った”設備改善をおこなってきたといいます。

恒例となっている「モッキーのクリスマス会」の案内ポスター。各イベントは綱島地区の小学校などの大きな行事に重ならないようにと配慮しているという

恒例となっている「モッキーのクリスマス会」の案内ポスター。各イベントは綱島地区の小学校などの大きな行事に重ならないようにと配慮しているという

市が全18区に1991(平成3)年度から順次開館した「こどもログハウス」のうちの1つとしてオープンしたモッキーだけに、建物の建設から30年以上が経過していることもあり、子どもたちがより安心・安全に施設を利用していく上でも、やむを得ない長期休館といえそうです。

「コロナ禍」以前は年間5万人以上が利用していたという「モッキー」の再開の日を待ちたい

「コロナ禍」以前は年間5万人以上が利用していたという「モッキー」の再開の日を待ちたい

なお、「コロナ禍」前の2019年度のモッキーの年間利用者数5万811人。「コロナ禍」初年度の2020年度でも1万8396人(同協会による事業計画書、横浜市サイト)となっています。

綱島公園の春を彩る一大イベントの「綱島公園桜まつり」が行われる予定の3月末頃にはリニューアル工事が間に合うスケジュールが組まれていることもあり、施設を再び利用できる春の日の到来が待ち遠しい日々となりそうです。

【参考リンク】

綱島公園こどもログハウス(一般財団法人こうほく区民施設協会)

公園案内 綱島公園(港北土木事務所)

こどもログハウス(横浜市環境創造局)※全18区の施設一覧(リンク)

調査季報109号・特集/身近なまちづくり―地域施設を中心に(1991年3月発行)(横浜市政策局)※「(3)こどもログハウス」(PDFファイル)に事業の目的・概要についての詳述あり


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