2年内に日吉・綱島の沿線化、2027年の「国際園芸博」で公式サイト | 横浜日吉新聞

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2年先までには日吉・綱島の“沿線”となる地で開かれる世界的な大型イベント「国際園芸博覧会」の公式サイトがこのほど開設されました。横浜市瀬谷区で2027年3月から始まる同博覧会は、1990(平成2)年に大阪で行われた「花の万博(国際花と緑の博覧会)」と同じレベルの大規模な国際博として計画されています。

3月16日に開設された「2027 国際園芸博覧会」の公式サイト

瀬谷区での国際園芸博覧会は、今から6年後の2027年3月から9月に予定されており、期間中に1500万人以上の参加を見込むといいます。「幸せを創る明日の風景」をメインのテーマに掲げ、庭園や花きといった園芸分野を中心に、緑や地球環境といったテーマでも展示や催事を行う計画。

会場は瀬谷駅から約2キロ離れた場所にある「上瀬谷通信基地」の跡地で、ここでは米軍が他国電波の傍受や暗号解読などを行っていたとされ、2015(平成27)年に日本へ返還跡地活用の第一弾として横浜市が大型博覧会を計画し、その後には大型テーマパークを誘致するという構想も浮上しています。

2021年3月時点で構想されている会場イメージ(第3回横浜国際園芸博覧会具体化検討会「横浜国際園芸博覧会具体化検討会報告書(案)概要版」より)

市の西端にある瀬谷駅へは、JR武蔵小杉駅から「相鉄・JR直通線」の直通列車が運転されているほか、2022年度下期(2022年10月~2023年3月)に予定される「相鉄・東急直通線(東急新横浜線・相鉄新横浜線)」の開業後は、日吉駅や新綱島駅などから直通できるようになる予定です。

今月(2021年)3月16日に横浜市都市整備局と、経済界などによる推進組織の「2027 国際園芸博覧会推進委員会」が開設した国際園芸博覧会の公式サイトでは、「2027 国際園芸博覧会ニュース」で最近のトピックをはじめ、様々な情報発信を行っていくとのことです。

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国際園芸博&大型テーマパーク構想の「瀬谷」、3年内には日吉・綱島の沿線(2020年7月27日)

【参考リンク】

「2027 国際園芸博覧会」の公式サイト


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