JR武蔵小杉や東京都心へ現れた「相鉄」、JR直通線の試運転列車に驚き

横浜日吉新聞
武蔵小杉駅を通過する相鉄の車両

JR武蔵小杉駅や横須賀線の線路を通過していく濃紺の電車は何?――。

品川港南口の高層ビル街をバックに品川駅に現れた相鉄の新型車両、JR線内ではあまり見かけない濃紺色だけにインパクトは十分(7月31日)

今年(2019年)11月30日の開業まで4カ月を切るなか、「相鉄・JR直通線」(相鉄線方面~羽沢横浜国大~JR武蔵小杉~JR渋谷~JR新宿方面)を走る相鉄(相模鉄道)の新型車両「12000系(1万2000系)」を使った試運転が7月から本格的に始まり、下旬には東京都心部の駅へも相鉄の電車が姿を見せるようになっています。

7月31日の正午、JR品川駅に黒っぽい10両編成の列車が現れると、待ち構えた鉄道ファンが一斉にカメラを向け、ホームへの停車後は、関係者らが相鉄の車両をバックに記念撮影を行う様子も。

相鉄の試運転車両(写真右)を見ようと多くの鉄道ファンが品川駅へ集まっていた。左は品川駅に乗り入れているJR常磐線の特急列車「ときわ」号(7月31日)

相鉄・JR直通線の開業当初は、品川駅への乗り入れを行う予定はないものの、同駅には普段使っていないホームがあるためか、この日は試運転列車の折り返し駅として使用されています。

両社ともに社内業務として試運転を行っているため、一般には内容を公表しておらず、実施日や運転時刻も不定期ですが、鉄道ファンらの間ではSNSなどを通じて試運転に関する情報が広まっている様子。

この日は、西大井駅(品川区)やJR武蔵小杉駅などの横須賀線沿線にも、カメラを持った多くの人が集まりました。

JR武蔵小杉駅を通過する相鉄の試運転車両には相鉄のキャラクター「そうにゃん」の姿も(7月31日)

相鉄にとっても、自社の新型車両を東京都心部で初披露できる機会。進行方向と反対側の運転台には、子どもに人気を集める同鉄道のキャラクター「そうにゃん」のぬいぐるみを置き、偶然にも試運転列車を見かけた人に相鉄をアピールしたいとの思いも垣間見えます。

JR武蔵小杉駅の横須賀線・湘南新宿ラインの乗り場では、31日の13時前に試運転列車が通過。普段は見慣れない相鉄の車両が突然現れたため、ホームにいた客が「一体、何の電車だ」と驚きの目を向けていました。

これから先、開業日までには、大崎駅からJR新宿駅間などの「埼京線」の線路を相鉄の電車が走ったり、JR武蔵小杉駅を緑色の帯を巻いた埼京線の電車が通過したりする光景を目にする機会も出てきそうです。

【関連記事】

羽沢横浜国大~相鉄西谷駅までの「展望映像」公開、試運転列車から撮影(新横浜新聞~しんよこ新聞、2019年8月2日、鉄道・運輸機構から展望映像が公開された)

相鉄・JR直通線は1日46往復、相鉄は新型車、JRは「埼京線」車両で運行(新横浜新聞~しんよこ新聞、2019年7月17日、路線図なども)

<相鉄・JR直通線>開業は2019年11月末、まずはJR武蔵小杉駅と相鉄線が直結(2019年3月29日)

【参考リンク】

都心直通プロジェクト(相鉄、JR直通線の情報など)


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