2016年2月1日、首都圏では私立中学校の入学試験が各校で行われ、日吉では慶應普通部(男子中学校、日吉本町1)と日本大学中学校(共学、箕輪町2)に多くの小学6年生が訪れました。
首都圏の私立中学でも難関校として知られる慶應普通部には、約180人の募集に対し、日能研の調べでは604人が応募。約3.4倍の倍率となった模様です。
慶應普通部の校門前では、8時20分開始の試験を前に著名学習塾の講師ら50~60人が横断幕や旗を持って集結。教え子の受験生が通る度に握手をし、「落ち着いて」「力を出し切って」などと励ましの声をかけて会場へ送り出す様子が見られました。また、普通部通りを通る保護者らに学習塾などのパンフレットを配る人も複数いました。
一方、日大中学校では、午前中に4科目で行われた「A-1日程」では男女90人の募集に対し、日能研の調べでは男子327人、女子208人が応募し、倍率は5.9倍。また、今年から新設された午後の2科目受験となる「A-2日程」には、男女40人の募集に対し、男子492人、女子312人が応募。20.1倍の高い倍率となったようです。
日大中学では、きょう2月2日(火)午後に2科目の「B日程」(男女45人募集、推定倍率16.8倍)、5日(金)午前に4科目の(男女25人募集、推定倍率27.2倍)がそれぞれ予定されています。
なお、来週10日(水)からは日大高校一般(A日程)の入試を皮切りに、高校と大学の試験が本格化。19日(金)に行われる慶應大学医学部の試験までは、日吉の街に多数の受験生が訪れることになりそうです。
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・まもなく日吉の街は2016年の入試シーズン、ピークは2/1(月)と12日(金)(2016年1月16日、詳細日程を掲載)
【参考リンク】
・私立中学2016年入試倍率情報(日能研)