みなとみらい線(横浜高速鉄道)では、2014年以来2年ぶりとなる「不正乗車防止運動」を来月(2016年12月)12月7日(水)から9日(金)まで行うと発表しました。3日間にわたり、7時から8時30分までの間、同社社員(駅員)や警備員による声掛けを実施するといいます。
同線内では、元町・中華街駅が東急東横線や東京メトロ副都心線内へ向かう列車の始発駅となっているため、横浜やみなとみらいなどの途中駅から正しい定期券や切符を持たずに、いったん元町・中華街駅などへ向かったうえで、着席できる始発列車に乗るケースが多く、「横浜方面から当社線までの乗車券を所持せず、折り返す駅から着座し横浜方面へ乗車する不正行為が後を絶ちません」(同社)。
2年前に同様の運動を行った際には、マスコミなどに取り上げられて話題となり、それ以後も駅のポスターや看板などで折返し乗車には正しい乗車券を買うよう啓発しています。同社では「乗車券をお持ちでない折り返し乗車防止運動を実施し、悪質な不正乗車については正当な運賃に加え、増運賃をいただきます」と今後も厳しく対応していく考えです。
【参考リンク】
・みなとみらい線不正乗車防止運動の実施について(2016年11月25日、みなとみらい線)