話題の立ち食い「いきなりステーキ」、元住吉と綱島駅近くに相次ぎオープン | 横浜日吉新聞

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10月6日に元住吉駅近くのブレーメン通りにオープンした「いきなりステーキ元住吉店」

10月6日に元住吉駅近くのブレーメン通りにオープンした「いきなりステーキ元住吉店」

今月(2015年10月)、元住吉と綱島の駅近くに「いきなりステーキ」が相次いで出店します。駅にあるそばやうどん店のように“立ち食い”スタイルで本格ステーキを提供するという新しい感覚のチェーンは飲食業界で話題を集めており、元住吉や綱島に開店する新店舗のなかでも特に気になる存在といえそうです。

いきなりステーキは、その名の通り、前菜やサイドメニューなどを抜きで“いきなり”ステーキだけを食べるというコンセプト。店内に椅子はなく、カウンターに立ったままでフォークとナイフを使って食すことになります。

綱島店は駅のバス通り沿いのゲームセンター「セガ」の隣にあるビル1階に28日オープン(10月18日撮影)

「綱島店」は駅のバス通り沿いのゲームセンター「セガ」の隣にあるビル1階に28日オープン(2015年10月18日撮影)

このいきなりステーキは、ファストフード的なステーキ店の「ペッパーランチ」を展開するペッパーフードサービスが2013年12月から始めた新業態です。

今までにないスタイルが人気を集めたこともあり、短期間のうちに全国で出店攻勢を強めており、綱島店のオープンで65店目となります。東急東横線の沿線では、学芸大学駅近くにも7月に開店したばかりです。

もともと、ペッパーフードサービスは「ステーキくに」という本格ステーキ店の展開も行っており、この「くに」をさらに安価でカジュアル路線を追い求めた結果、いきなりステーキの「立ち食い」というコンセプトが出来上がったようです。

“立ち食いソバ店”で本格ステーキを食べる感覚

リブステーキ300グラム超とライス、小サラダ、ワイン1杯で約3000円程度

リブローステーキ300グラム超とライス、小サラダ、ワイン1杯で約3000円程度の価格

10月28日(水)にオープンする綱島店(綱島西2、サングレイスプラザ綱島1階)より一足早く今月2日に開店したばかりの元住吉店(ブレーメン通り)では、家族連れなどを中心に、立ったままでステーキを食べるというスタイルに驚く人がいる一方、単独で店へ入っても手軽に本格的なステーキが楽しめることから、男性の一人客の姿も目立っていました。

ステーキは、平日のランチタイムを除き1グラム単位で300グラム(一部は200グラム)から注文が可能で、主力商品の「リブロースステーキ」は1グラム税抜6円となっています。

「立ち食いそば店」のように立ったままでステーキを食すことになる

「立ち食いそば店」のように立ったままでステーキを食すことになる

これを300グラム注文すると税抜1800円となり、ライス(税抜200円)を付けると、ちょうど税抜2000円になるという具合です。肉はその場で調理人が切るスタイルのため、若干の端数が出る場合もあります。

なお、土日祝日を除く平日のランチタイム(11時~15時)には、「ワイルドハンバーグ300グラム(ライス・サラダ・スープ付き)」が税抜1000円、「ワイルドステーキ300グラム(ライス・サラダ・スープ付き)」が税抜1200円といった手ごろな価格のランチメニューも用意されています。

立ち食いそば店で、“がっつり”とステーキを食べる――、そんな感覚に違和感を覚えない人は、おすすめのチェーン店かもしれません。

【参考リンク】

いきなりステーキ元住吉店(2015年10月2日開店、通算64号店)

いきなりステーキ綱島吉店(2015年10月28日開店、通算65号店)


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