9安打で攻めるも“あと1本”を出せず、守り切った武相高校に悔しい敗戦となりました。
きのう(2025年)9月6日(土)午前にサーティーフォー保土ケ谷球場(保土ケ谷区花見台)で行われた「第98回選抜高校野球大会」(春のセンバツ甲子園)の選考につながる「神奈川県高校野球秋季大会」で、9時30分から慶應義塾高校(塾高、日吉4)と武相高校(仲手原2)が対戦。
慶應高校が16回出塁、6回まで毎回得点圏まで攻めるも“あと1本”を放つことができず、少ないチャンスで得点を挙げた武相高校に1対3で敗戦。「港北区対決」を逃す悔しい結果となりました。
3回裏、エラーと死球などで1点を失った慶應は、4回表にこの日3安打を放った大棒(だいぼう)琉雅君の2塁打で1点を返し同点に。
しかし5回裏に武相の4番打者・富田龍成君が2点タイムリー2塁打を放ち、1対3とリードを広げられます。
慶應は武相の2人の投手から9安打7四死球と攻め続け、6回まで毎回得点圏に打者を進めたものの、1点を返した4回以外は“最後の一撃”を欠き、要所を締めた武相に打ち勝つことができませんでした。
試合後、森林貴彦監督は、「チャンスに点が取れなかった。高校野球らしい試合だった。新チームになって以降、(練習試合なども含み)前半接戦で、後半なんとか競り勝つ試合が多かったが、(4回裏途中から登板した)投手(ピッチャー)の坂本真晟(しんせい)君を捉えきれなかった」と今回の敗戦を振り返ります。
夏の甲子園を目指した大会の敗戦後、3年生が引退した翌日から主将(キャプテン)になったという徳留海(かい)君は、「強豪校がひしめく組み合わせのブロックに入り、毎週試合ができると思っていた。今回の敗戦をどのように今後に活かすのか。課題がたくさん出たと思うので、春、そして夏に向けてどういう練習をしていくかをしっかりと話し合っていきたい」と、悔しさをにじませながら、来年の春、そして夏の大会に向けての思いを熱く語っていました。
新チームが結成されてからまだ1カ月半ほど。「まだ1学期の中間テストにも行かないくらいの時期」と森林監督。
「あまり丸やバツは付けず、1年間かけてやるべきことをしっかりと見てやっていきたい」と語るその表情には、あたたかな選手たちへの目線、また静かな語り口の中にも、夏の甲子園優勝(2023年)の再来を感じさせるかの、熱い闘志を込めた力強い決意を示していました。
今回、先発メンバーとなった外野手(センター)の矢口翔大(かける)君、投手(ピッチャー)湯本琢心(たくみ)君・渡辺英亜(えあ)君や、捕手(キャッチャー)の延末遼太君など、1年生が重要ポジションで活躍するシーンも見られており、これからのチームの飛躍に期待したいところです。
2000年から四半世紀にわたる“慶應vs武相”の公式戦記録
<通算成績:慶應2勝-武相2勝>
・2025(令和7)年9月6日(秋季県大会・2回戦):武相 3-1 慶應
・2013(平成25)年7月22日 (夏選手権神奈川大会・5回戦)慶應 8-3 武相
・2011(平成23)年9月24日 (秋季県大会・準々決勝)武相 4-2 慶應
・2005(平成17)年4月16日(春季県大会・3回戦)慶應 7-3 武相※この大会は日大が優勝、慶應が準優勝
(※)過去の試合結果はサイト「バーチャル高校野球」「慶應野球
港北区内4校の初戦予定(2回戦)
(※)9月20日現在の情報です。試合日程と開始時間は、雨天順延や第一試合の終了時間などによって変更される場合があります。神奈川県高野連の公式サイトなどでご確認ください。
(※)各学校名の部分から「バーチャル高校野球」の過去の戦績一覧(地区予選など未掲載もあり)にリンクしています。「川崎・横浜北地区」予選の結果は神奈川県高校野球連盟のPDFファイルに掲載されています。

「神奈川県高校野球秋季大会」の組み合わせ。10月5日(日)の決勝戦まで80校が対戦に挑む(神奈川県高校野球連盟サイト)※【9月20日追記】公開中の組み合わせ表に更新します(神奈川県高校野球連盟サイト)
▼ 9月6日(土)
▼ 9月7日(日)
俣野公園・横浜薬大(戸塚区)9:30予定:〇日大高校 vs 金井高校
俣野公園・横浜薬大(戸塚区)12:00目安:港北高校 vs 〇川和高校
港北区内高校 3回戦以降の予定
(※)3回戦以降の情報とリンクは9月6日以降に随時追加していきます。
▼ 9月13日(土)
保土ケ谷12:00目安(3回戦):武相高校 vs 〇三浦学苑
▼ 9月20日(土)
(※)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の一部共通記事です
【関連記事】
・<秋の高校野球>慶應と武相が初戦で対戦、日大はシード、港北高校は川和と(2025年9月5日)
【参考リンク】
・秋季神奈川県大会(2025)(バーチャル高校野球)








