樽町4丁目の「セブン」だけで販売、知る人ぞ知る“樽町ブランド”のお酒とは | 横浜日吉新聞

横浜日吉新聞

セブンイレブン横浜樽町4丁目店には「樽町」ラベルの酒が並ぶ

“樽町ブランド”のお酒があるのをご存知でしょうか――。

日吉駅から駒岡経由で綱島駅を結ぶ「日93」系統などが走るバス通りの「りりあタウン」近くにあるコンビニ「セブンイレブン横浜樽町4丁目店」では、樽町の名を冠した同店オリジナルの清酒と焼酎を販売しており、固定ファンも多いといいます。

同店の酒類コーナーの棚でひときわ目立つのが「横浜樽町」のポップとともに並ぶ焼酎と清酒で、瓶のラベルには大きな「樽町」の太い文字が踊っています。

「樽町」の文字が目立ち、土産にもいいかもしれません

「かつて綱島温泉が発祥した地で、今はものづくり企業の多い樽町だけに、密かに酒まで醸造していたとは……」と一瞬驚いてしまいましたが、これは同店が独自に企画し、茨城県水戸市や大分県の酒造メーカーに製造を依頼して販売しているもの。地元でつくられているわけではありませんが、同店以外では販売しておらず、オリジナル性は抜群です。

大分県臼杵(うすき)市の藤居酒造による「本格焼酎 横浜樽町」は芋・麦の2種類があり、300ミリリットル瓶が税込み648円、720ミリリットル瓶は同1380円で、飲みやすく味わい深い本格焼酎。一方、水戸市の吉久保酒造による「清酒 横浜樽町」は、300ミリリットルで税込み399円で、きりりとした辛口となっています。

日吉駅から駒岡経由で綱島駅を結ぶ「日93」系統などが走るバス通りにある「セブンイレブン横浜樽町4丁目店」

同店では地元の樽町を応援するため、オープンした2014年3月から樽町を冠したの清酒販売を開始。その後に焼酎が加わったといいいます。

「最初は300ミリリットル瓶だけで販売していたのですが、最近では中高年層を中心に固定ファンの方が多くなり、『毎日飲むには量が少ない』というご意見をいただいたので、720ミリリットル瓶の商品も作りました」と同店オーナーの森脇敏郎さん。自身も日本酒や焼酎好きというだけに、味に妥協しない姿勢がお酒好きの層にうけているようです。

同店でしか手に入らない“樽町ブランド”の商品。横浜市内外への手みやげや、地元での打ち上げなどの際にいかがでしょうか。樽町の名を知ってもらうのにも最適かもしれません。

【関連記事】

地価の「全国ベスト10」に樽町が入る、街の変化を象徴する“高価な工業地”(2017年9月22日、樽町4丁目は日本で10番目に地価が高い工業地)

【参考リンク】

セブンイレブン横浜樽町4丁目店の案内


カテゴリ別記事一覧