2025年7月現在、日吉駅から徒歩圏の3カ所で宅地開発工事が進んでいます。
日吉駅前の日吉中央通りを直進した先の日吉本町2丁目では病院跡地に21棟、同じ町内の駒林小学校寄りの一戸建て跡地では宅地19区画を開発。「日吉公園」(日吉2)に隣接する川崎市中原区井田2丁目の農地では計46区画の宅地造成が始まりました。
旧「日吉病院」の跡地に21棟

日吉中央通りの先、駅から徒歩8分ほどの場所に位置する「プライマルガーデン日吉本町」では21棟の建設が進む。この地に昭和30年代からあった「日吉病院」は2022年に入院病床を廃止したのを機に「日吉心療所」と名を変え、2023年12月に元住吉へ移転した。病院敷地の一部で土地所有者が変わったことに加え、第一種低層住居専用地域内にあるため作業所として惣菜店・カフェの営業ができないことなどが移転の理由だと公式サイト内で明かしている(7月5日)
日吉駅から徒歩8分ほどの日吉本町2丁目では、一昨年(2023年)12月に元住吉駅近くへ移転した「日吉心療所(旧日吉病院)」の跡地(約2650平方メートル)を開発。
「プライマルガーデン日吉本町」と名付け、リストインターナショナルリアルティ株式会社(中区尾上町)が建物を含めた21棟を販売していました。
同社による現地の看板には「8580万円~」「2階建」「LDK20帖超4部屋」「土地面積100平方メートル超」といった表示も見られますが、看板に記載されたQRコードからアクセスした不動産情報サイトに物件情報は掲載されていません。工事の終了は今年秋ごろの見通しです。
駒林小寄りの日吉本町2でも
一方、同じ日吉本町2丁目で丘を下った駒林小学校寄りの一戸建て跡地では、傾斜地を切り拓いての宅地開発が進行中。
ここは丘を背に広い庭を持つ古くからの邸宅と農地を中心とした一画でしたが、2020年ごろから再開発が進み、区画を細分化して分譲された一戸建て住宅が占めるようになっています。
3軒あった大規模な邸宅のうち2軒分の跡地はすでに開発を終えており、3軒目の跡が「ディーズコート(D’s court)日吉2」と名付けられた19区画の宅地です。
デックス株式会社(都筑区茅ケ崎南)が公開しているディーズコート日吉2の紹介ページによると、条件付き土地の19区画は100.31~146.9平方メートルの面積を持ち、2区画を除きすでに「ご成約済み」の表示。日吉駅から徒歩16分、日吉本町駅から徒歩10分とし「2沿線利用可能な立地」とアピールしています。
日吉駅前の不動産事業者による販売サイトでは101~103平方メートルの3区画を掲載し、「5500万円~5600万円」という価格表示が見られました。
日吉公園近くの農地を開発
一方、市境の道路(※川崎市道「中原11号線」/横浜市道「東山田第202号線」)をはさんで日吉2丁目の日吉公園に隣接した中原区井田2丁目の農地でも、宅地造成と一部区画の販売が始まっています。
ここは日吉公園の緑地と一体化したような農地が丘の下の矢上川近くまで広がっていましたが、近年になって所有者が売却。
横浜市西区の株式会社ベンハウス(西区楠町)が川崎市の開発許可を得て、まずは丘の上部にあたる2541平方メートルの造成を今年6月までに完了させています。
東急リバブルの物件検索サイトでは、井田2丁目の同地について「東急東横線『日吉』駅徒歩11分(一部12分)。武蔵小杉の絶景を望む、全46棟大規模分譲住宅地、ついに始動」との表現で紹介。
46区画のうち、第1工区が17区画で、第2工区は19区画、第3工区は10区画とし、「第2期・第3期は開発許可を取得していません」(同物件検索サイト)とし、現時点では建築条件付きの4区画のみを販売しています。
これによると、日吉2丁目と市境となっている道路に面した4区画は、土地面積が約102~104平方メートルで、価格は5520万円から6420万円としていました。
【参考リンク】
・旧日吉病院跡の「プライマルガーデン日吉本町」(21棟)の場所(グーグルマップ)
・日吉本町2丁目「ディーズコート(D’s court)日吉2」(19区画)の公式ページ(デックス株式会社)
・計19区画の分譲地計画が進む日吉本町2丁目「ディーズコート日吉2」の場所(グーグルマップ)
・分譲地「井田2丁目(販売4区画/全17区画)」の紹介ページ(東急リバブル日吉センター)
・計46区画の分譲地計画があるとされる井田2丁目の農地の場所(※範囲は推定、グーグルマップ)




