“気軽に焼きたてピザ”の新スタイル、大倉山由来「ペペ」が日吉で復活オープン | 横浜日吉新聞

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かつて日吉中央通りにあった大倉山由来のピザ店が普通部通り近くに復活、“気軽に”焼きたてピザを提供する新スタイルに挑戦しています。

今週(2026年)6月1日、日吉駅前の普通部通りに近い日吉本町1丁目に、「ピッツァスタンドペペ(PIZZA STAND PEPE)」がオープン。

日吉駅前の普通部通りに近い日吉本町1丁目に位置する場所に6月1日にオープン「ピッツァスタンドペペ(PEPE)」を経営する株式会社アズッロ社長の國安さん(オープン前の5月31日、同店前で)

日吉駅前の普通部通りに近い日吉本町1丁目に位置する場所に6月1日にオープン「ピッツァスタンドペペ(PEPE)」を経営する株式会社アズッロ社長の國安さん(オープン前の5月31日、同店前で)

今からちょうど10年前の2016(平成28)年8月から2020年6月までの4年間、日吉中央通り(日吉本町1)に、イタリアンレストラン「ピッツェリアペペ」を出店して以来の「復活」開店となりました。

今回の店舗を運営しているのは、2010(平成22)年に大倉山で創業、今年(2026年)10月に15周年を迎えるイタリアンレストラン「トラットリアピッツェリアピレウス」(大倉山1)を経営する株式会社アズッロ(同)。

店頭に置かれたメニュー表。サイズはレギュラー30cmと25cm(Sサイズ)の2種類。ハーフ&ハーフやトッピング、ドリンクもシンプルなメニューに仕上げている

店頭に置かれたメニュー表。サイズはレギュラー30cmと25cm(Sサイズ)の2種類。ハーフ&ハーフやトッピング、ドリンクもシンプルなメニューに仕上げている

横浜生まれ・育ち、法政大学第二高校(法政二高、中原区木月大町6)、法政大学経営学部出身の國安(くにやす)徹平さんが社長、そしてピレウスでのオーナーシェフを務めています。

高校時代には同校の看板でもあり、人気の“部活動”でもある野球部に所属していたこともあり、「大倉山の店舗には地元や高校、大学時代の先輩・後輩や友人たちも多く来店してくれています」と、地元の知人や友人の支えもあり、これまで15年来の事業を行ってきた過去を振り返ります。

「ピッツアを日常に」との新たなコンセプトのもと、かつて日吉の店舗で使用していた「ペペ(PEPE)」の名称とロゴを採用した

「ピッツアを日常に」との新たなコンセプトのもと、かつて日吉の店舗で使用していた「ペペ(PEPE)」の名称とロゴを採用した

順調に運営を行っていた日吉の店舗が閉店したきっかけは「新型コロナ禍」

「大倉山は開店してから10年以上経過していたこともあり、なんとかテイクアウトの販売なども含め、持ちこたえることができましたが、日吉の店舗は残念ながら閉店せざるを得ませんでした」と、悔しい撤退を強いられた当時を振り返ります。

オーダーは店頭の券売機で注文。ドリンクやトッピングも併せチョイスできる仕様となっている

オーダーは店頭の券売機で注文。ドリンクやトッピングも併せチョイスできる仕様となっている

日吉の店舗では、大倉山店と同様に、ランチやディナーを提供する「レストラン」スタイルでの出店でしたが、今回の“リベンジ出店”を行うにあたり、「業態転換を図ることにしました」と國安さん。

「ピザ店を、ラーメン店のように、より気軽に立ち寄ってもらいたい」とのコンセプトの下、「“ピザの『日常食化』”を目指したいと考えるようになりました」と、“ラーメン屋のようなピザ屋”とのコンセプトを掲げ、30センチメートルの窯焼きピザ「マルゲリータ」900円(価格はいずれも税込)で提供することに挑戦しています。

文票を手渡し、ピザづくりがスタート。生地を伸ばすところからトッピングまでを行う

注文票を手渡し、ピザづくりがスタート。生地を伸ばすところからトッピングまでを行う

メニューはピッツァのみとなっており、イタリア語でシラスを意味する「ビアンケッティ」は1000円、4種のチーズの味わいを楽しめる「クアトロフォルマッジ」は1200円で提供。

それぞれ100円引きの「Sサイズ」(25センチメートル)や、30センチメートルのそれぞれを掛け合わせた「ハーフ&ハーフ」も用意しています。

イタリア・ナポリで修業した経験もあるという國安さん。「現地での“より気軽に”ピザを食すスタイルを日本でも」と、焼き立てピザを手に意気込む

イタリア・ナポリで修業した経験もあるという國安さん。「現地での“より気軽に”ピザを食すスタイルを日本でも」と、焼き立てピザを手に意気込む

「前菜、パスタ、ドルチェ、コーヒーもありません」と語りますが、「その分、アンチョビやモッツァレラ(チーズ)、ゴルゴンゾーラやハチミツ(各100円)、ルッコラやサラミ(各200円)、チョリソー(300円)、そして生ハム(400円)と、お好みのトッピングをカスタマイズいただけます」と、入口を入ったところにある券売機での選択を行うスタイルであると説明します。

券売機で発券されたオーダー票をカウンターに持参すると、その場でピザを伸ばし、味付けやトッピングを行い、これまでになかった電動のコンパクトな石窯で“その場で焼く”というスタイルでのピザの提供を行うことでの“リアル感”も体感してもらえることに。

テイクアウトでの多くの利用も想定している

テイクアウトでの多くの利用も想定している

店舗面積は約24.8平方メートル(7.5坪)、室内もカウンター6席、テーブル3席のわずか9席とすることで、「すべてを削ぎ落とし、“良いものを、早く、手頃に”提供することだけに集中しました」と、ドリンク類もプレミアムモルツ(400円)やコーラ(200円)、オレンジジュース(200円)を、いずれも瓶で提供することでのスピーディーさに拘(こだわ)っています。

より気軽に来店してもらえることを目指すと同時に、6月中旬を目標に、インターネットでの注文やウーバーイーツ(UberEATS)の導入による宅配サービスも実施する方向で準備を進めているとのこと。

席数はカウンター6席、テーブル3席のわずか9席とシンプルな構造となっている(同店提供)

席数はカウンター6席、テーブル3席のわずか9席とシンプルな構造となっている(同店提供)

飲食コンサルティング会社で勤務した後、イタリア南部の「ナポリ」で修業したことがあるという國安さんのルーツにも近い「ナポリピザ」を提供できる電動石窯を導入できたことも店舗のコンパクト化を後押ししています。

かつての“職人”に代わる、「社員・スタッフによるピザ焼き」スタイルが実現することにより、将来的な多店舗展開も視野に入れているとのこと。

シラスを味わう「ビアンケッティ」も中心的なメニューとして3種のピザのうちの1つとして採用した。ドリンク類は瓶で提供している

シラスを味わう「ビアンケッティ」も中心的なメニューとして3種のピザのうちの1つとして採用した。ドリンク類は瓶で提供している

「ピザを、日々、皆様にとって“より身近なもの”にと店舗を立ち上げました。日常的に、またお気軽にご来店いただければ」と國安さん。

大倉山の店舗、そしてかつての日吉での出店で磨いた経営者としての経験、特に、東横線沿線で過ごした高校時代のつながりや、ホームグラウンド・大倉山近郊の“地元顧客”との信頼関係を土台に、また新たな船出の日を迎えた「1号店」となる同店のチャレンジに、地域内外からの大きな注目が集まることになりそうです。

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・【日吉出店時】中央通りのABCマート2階にピザレストラン、大倉山の専門店が8月下旬に出店(2016年8月1日)※前回、日吉に出店決定時の記事

<春の高校野球>慶應が法政二に勝利、次戦は等々力で「ベスト8」に挑む(2026年4月14日)※國安さんは高校時代「野球部」に在籍、後輩たちの活躍を応援している

【参考リンク】

ご挨拶(トラットリア ピッツェリア ピレウス~株式会社アズッロ)※國安さんは飲食コンサルティング会社の出身

ピッツァスタンドペペのインスタグラム

ピッツァスタンドペペの場所(グーグルマップ)


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