初心者でも、弾ける方でも、そしてプロの演奏家でも一緒に楽しめる「100人ウクレレ」演奏会を、自然あふれる高田の幼稚園で体感してみませんか。
高田西4丁目の光明幼稚園では、今月(2026)年5月17日(日)13時から15時まで、「100人ウクレレフェスティバル~幼稚園でウクレレを楽しもう」イベントを初めて開催します。
入場無料、事前予約要で開かれる今回の催しは、同幼稚園や、日吉駅前で音楽レストラン「ワンダーウォール横浜」(株式会社音創、日吉2)の有志が結成した「NORTH YOKOHAMA(ノースヨコハマ)実行委員会」が主催。
幼稚園教育の中に音楽活動「音あそびプロジェクト」を取り入れている同園と、ワンダーウォール横浜の協力により行われるもので、同園で近年力を入れている“生演奏”の素晴らしさを。特に横浜市の北部エリアから広く伝えていくためにと企画されたといいます。
13時15分から14時15分までは「スペシャルステージ」を開催。2022年結成、関東を中心にパワフル、そして“カラフル”なライブを展開しているという「ウクレレスイッチトリオ」や、14歳のウクレレプレーヤーとして知られる「Taira(タイラ)」さん、同店を中心に活動を行う「日吉オリーブ合唱団」が楽曲を披露します。
続けて14時15分から45分まで、「みんなで弾いてみよう~100人ウクレレ」を初企画。同園の園庭を舞台に、松任谷由実の「ルージュの伝言」、ジョン・レノンの「イマジン(Imagine)」、新沢としひこの「虹」の3曲を演奏する予定です。
演奏参加は「ウクレレをお持ちの方はもちろん、ウクレレをお持ちでない、初めての方でも大丈夫です。みんなで集まって、ウクレレの楽しさを体感してもらえれば」と、実行委員長を務める池田紳一郎さん。
「園でも、勤務する先生方が、その魅力を知り、子どもたちとともに楽しむ授業を展開しています」と、同実行委員会の中心的な役割を担う、同園園長の福寿亮賢(りょうけん)さんも、“誰もが楽しめる”というウクレレ演奏の楽しさ、その音の響きを、この機会に体感してもらいたいと語ります。
今回の開催に協力する、東京・浅草に店舗を持つ、1919(大正8)年創業のウクレレ専門店「KIWAYA(キワヤ)」(株式会社キワヤ商会、東京都台東区)からの協賛により、ウクレレを今回無償でレンタルしての実施が実現することになったといいます。
当日は、フォトブースで記念撮影を行うことができる「ウクレレチェキ」コーナーも13時から14時45分まで設置される予定となっており、「ウクレレ演奏の思い出を、形にも残してもらえたなら」と池田さん。
幼児から大人まで“世代を超えた”参加を呼び掛けており、「ウクレレをお持ちの方も、お持ちでない方も、“100人”、またいつかは“ギネス記録”との想いで奏でるウクレレ演奏の楽しさを、ぜひこの機会に体感いただければ」と、池田さんは、なるべく早めの事前エントリー、また観覧も含めた当日の多くの来場を広く呼び掛けています。
“生演奏”を楽しむ「想い」を共有
「園の先生方が、“楽しい”と、ウクレレに親しむようになったことから、さらにその輪が広がるようになりました」と語るのは、同園の3代目園長で、同実行委員会の中心的な役割を担う福寿亮賢さん。
同園で事務長を務める弟の福寿好章(よしあき)さんとともに、同園で子どもたちが音楽に親しむ「音あそびプロジェクト」を立ち上げ、日々、楽器の“生演奏”に親しめる時間や、プロ演奏家などを招いての地域開放イベントも具現化するなど、一人ひとりが“音を楽しむ”試みにチャレンジしてきたと語ります。
平安時代の851(仁寿元)年に慈覚大師円仁(794~864)により創建、馬頭観音(馬頭観世音菩薩)を本尊とする「薬王山塩谷寺(えんこくじ)」(『わがまち港北』出版グループ、2020年11月より引用)で、現在住職を務める福寿亮賢さんは、横浜高田生まれ・育ち。
4歳の頃からエレクトーンを習ったことで初めて音楽に接することになったといいますが、「当時、その音楽教室に一緒に通っていた友人と、(彼の)ライブ活動を通じて再会。園に招き、生の演奏を披露してもらったことで、再びつながることになりました」と、今回のイベントにもつながる「音あそびプロジェクト」が立ち上がるきっかけになったと語ります。
卒園生でもあるその友人が、“自分の「音楽の原点」は幼稚園”と語っていたことが心に残ったといい、「実は、この園舎の建設を、父で2代目園長の福寿賢良さん(前住職)から任された時も、“音楽を楽しめる”ホールを設計できないかと考え、このホールを創りました」と、地域開放イベントでも多くの来場者を収容できるメインホールの設計に込めた “音楽への想い”があったことを明かします。
音楽関係者の紹介で、福寿亮賢さんが「ワンダーウォール横浜」を訪れたことがきっかけで両者のつながりが生まれたといい、「“生演奏”の素晴らしさを子どもたちに伝えていきたいという想いが合致したのだと思います」と、池田さんとともに立ち上げた「NORTH YOKOHAMA実行委員会」の一員としても、“世界に向けて”奏でる、その演奏の素晴らしさを来場者に体感してもらいたいと意気込みます。

過去に演奏を行ったウクレレ奏者のサイン入りウクレレも園内に展示されている
時に“強制的”とも感じてしまうかもしれない「習い事」や「授業」で知る音楽とはまた異なる、“地域” で緩やかにつながり、“生演奏”の素晴らしさを共有できる機会を、これからも創出していくことができればと語る福寿亮賢さん。
園で取り組んだ季節の行事や、自然あふれる園を取り巻く環境の魅力、教職員の奮闘や、子どもたちが伸びやかに成長していく様を感じることができる「ブログ記事」も更新しています。

ペットボトルキャップを使った「シェイカーづくり」コーナー(上)やウクレレ貸出コーナー、絵本の展示と販売コーナーなども過去イベントで設置。子どもたちに音楽を楽しむ環境を提供している(2026年「音あそびフェスティバル」開催時、光明幼稚園提供)
「これからも、子どもたちの感性を育む、楽器体験や音楽演奏の機会を、園のプログラムとしても継続していくことができれば」(福寿亮賢さん)と、“誰もが演奏しやすい”ウクレレの魅力についても、今回のイベント開催といったチャレンジを通じて、地域内外に発信していきたい考えです。
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・<レポート>高田小150周年で記念式典、“ミニ花火大会”のプレゼントも(2024年11月26日)※卒業生としての福寿亮賢さんのコメントを掲載
・12年に一度の「准秩父観音」開帳、日吉や高田、鶴見・都筑・川崎市内の寺院で(2026年4月9日)※「塩谷寺」も第28番札所として開帳を行った
【参考リンク】
・100人ウクレレFes(Googleフォーム)※申込受付フォーム、事前エントリー要
・1年間の行事予定(宗教法人塩谷寺付属光明幼稚園) ※「音遊び」についても掲載
・創立60周年記念音あそびコンサート(光明幼稚園のブログ~港北区高田西にある光明幼稚園の風景)(Hatenaブログ)※同園の沿革も
・ワンダーウォール横浜(Wonder Wall Yokohama)公式サイト(株式会社音創)
・横浜市港北区地域の研究「第202回 高田地区 -地域の成り立ち、その8」(シリーズ「わがまち港北」地域の成り立ち)(大倉精神文化研究所)







