増え続けるCCCの「シェアラウンジ」、新綱島・鶴見に次ぐ横浜3店目は実験拠点 | 横浜日吉新聞

横浜日吉新聞

“シェアオフィス”と“ラウンジ”を融合させた新綱島でもおなじみの施設が首都圏で増えつつあります。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)株式会社(横浜市西区)は先月(2026年)4月28日、神奈川県内で6カ所目となる「SHARE LOUNGE(シェアラウンジ)」をみなとみらいの大型複合ビル内でオープンしました。同店は新たなシェアラウンジ像をつくっていくための実験的な店舗として位置付けます。

4月28日にオープンした「SHARE LOUNGE(シェアラウンジ)みなとみらい」(4月27日)

シェアラウンジは「シェアオフィス」の利便性と「ラウンジ」の居心地の良さを兼ね備えたスペースを提供するCCCの新事業として、2019年11月に大型複合施設「渋谷スクランブルスクエア」で1号店を出店。

「単にコワーキングスペースではなく、カフェでもあり、勉強する場でもあり、時にはオフィスであったりと、さまざまな顔を持った場」(CCCの髙橋誉則CEO)として、現在(2025年4月時点)では首都圏を中心に55店舗を展開しています。

SHARE LOUNGE(シェアラウンジ)事業について説明するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の髙橋CEO(4月27日)

選べる座席、飲料やスナックも

横浜市内では2024年3月に新綱島駅前の「新水ビル」内で書店併設型の「TSUTAYA BOOKSTORE(ツタヤブックストア)新綱島」をオープンしたのを皮切りに、翌2025年4月には鶴見駅西口近くで三井住友銀行の施設内に「Olive LOUNGE(オリーブラウンジ)鶴見」を開店しており、今回のみなとみらいが市内3店目となりました。

横浜市内での1号店は新綱島駅直結「新水ビル」の3階に230席を備えている(2026年4月)

シェアオフィスの店内は、大型テーブルの1人掛け席やソファ席、ファミリーレストランのようなボックス席、個別に区切られたブース席など、店舗によって若干異なるものの、用途や気分で使い分けられるよう多彩な座席を設置。

店内にはさまざまなタイプの席がある(シェアラウンジみなとみらい)

店内に置かれたソフトドリンクと菓子・ナッツなどのスナック類は自由に飲食することができ、飲食物の持ち込みも可能。缶ビールをはじめとしたアルコール類は別途料金プランが用意されています。

ソフトドリンクに加え、菓子などスナックも用意されている(シェアラウンジみなとみらい)

各種備品の無料貸し出しも(シェアラウンジみなとみらい)

基本料金60分間(横浜市内の3店舗は1320円、都心部では高くなるなど店舗により料金設定が異なる)で、その後は30分単位延長料金が加算される料金体系となっており、1日利用プランや月額プラン、未就学児向けのキッズプランなども設定され、新綱島のように“学割”を設けている店舗もあります。

利用時に会員登録などは不要で、公式アプリからの決済や予約も可能としています。

CCC本社のお膝元でモデル店舗

シェアラウンジみなとみらいでは特にさまざまなタイプの机や椅子が導入されている

今回オープンしたみなとみらいの店舗が特徴的なのは「未来のシェアラウンジをつくる実証実験の場」(同社SHARE LOUNGE事業管掌・川口彩エグゼクティブオフィサー)として、事業のモデル店舗に位置付けていることです。

たとえば同店では、60分が基本となっている料金プラン以外にキャッシュ・オン(都度払い)ドリンクなどを1杯から購入可能としており、「平日は仕事終わりに軽くお酒を飲むこともでき、休日には近隣のイベント施設利用の方などに、予約もできるカフェとしてお使いいただければ」(同)

2023年4月にオープンした「横浜コネクトスクエア」(写真左側)はみなとみらい駅から徒歩約4分の28階建て複合ビル、オフィスのほか高層階には「三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア」が置かれ、シェアラウンジは2階に入っている。写真右側のビルは横浜ランドマークタワー(4月27日)

同店が入る大型オフィスビル「横浜コネクトスクエア」は、1万人規模の音楽イベントなどが行われる「ぴあアリーナMM」と歩行者デッキで直結している環境ということもあり、シェアラウンジでは初めてキャッシュ・オン利用を可能としました。

また、116席ある店内の椅子や机などの設備をはじめ、コーヒーマシンやフード、ドリンク類などは本格導入前に実証実験の場として同店を活用する計画で、「シェアラウンジ事業をご紹介する際のモデルとして、この店舗を使っていきたい」(同)とのこと。

CCCの本社は2025年4月から横浜コネクトスクエアの14階に置かれ、リモートワークなどオフィス以外で働く社員が目立ち、シェアラウンジ各店を使って仕事をするケースも多いという

CCCは昨年(2025年)5月に本社を渋谷から横浜コネクトスクエア内に移しており、今回の店舗は“お膝元”の店舗となります。

多彩な出店場所、女性利用が55%

仕事の場所にとどまらないシェアラウンジは、同社の調べによると利用者の55%を女性が占めているのも特徴で、特に社会人が勉強の場として使うケースが目立っているといいます。

SHARE LOUNGE(シェアラウンジ)事業の現状と今後の展開を話す川口エグゼクティブオフィサー

出店場所も商業施設やオフィスビルだけでなく、ホテルや金融機関、公共施設などあらゆる場所に広がっており、「皆様の近くにシェアラウンジがある状態をしっかり作っていく」(髙橋CEO)としてまずは全国100店体制に向け、出店を加速させる方針です。

)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です

【関連記事】

・【過去記事】新綱島駅・新水ビルがオープン初日、港北初のパンやショコラ店に賑わい(後編)(2024年3月15日、ページ下部に横浜市内のシェアラウンジ1号店についてのレポートも)

【参考リンク】

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)「SHARE LOUNGE(シェアラウンジ)」の公式サイト(利用案内や店舗一覧など)

「【新店】4/28(火)アルコールやフードを1杯から気軽に購入できる新サービスを併設した『SHARE LOUNGE みなとみらい』がオープン」(みなとみらい駅徒歩4分「横浜コネクトスクエア」2階)

新綱島駅直結・新水ビル2階「TSUTAYA BOOKSTORE 新綱島」の案内ページ(横浜市内の1店舗目)

鶴見駅西口徒歩3分「SHARE LOUNGE Olive LOUNGE 鶴見」の案内ページ(横浜市内の2店舗目)


カテゴリ別記事一覧