綱島駅~新綱島駅間の横断歩道が3カ所に、「歩行者デッキ」計画は見通し立たず | 横浜日吉新聞

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今月(2026年)4月24日、綱島駅と新綱島駅間を移動する際に欠かせない綱島街道の横断歩道が2カ所から3カ所に戻されました。一方、計画されている「歩行者デッキ」は駅東口再開発の遅れから現時点で完成時期が見通せない状況です。

このほど復活した“中間”の横断歩道、写真奥は新水ビル。この場所の空中には歩行者デッキを設ける計画がある(4月25日)

綱島駅近くの綱島東1丁目では、日吉寄り(臨港バス定期券売場前)と大綱橋寄り(綱島交差点)、その中間地点(現「新水ビル」前付近)の3カ所に横断歩道が設置されていましたが、2023年3月の新綱島駅開業の直前に中間にある横断歩道を廃止

かつて“中間”の横断歩道は綱島温泉「東京園」へのアクセス時にも使われていた(2012年)

前後の横断歩道と間隔が短かったことや、駅東口の再開発で建てる高層ビルと新綱島駅側のビル間を結ぶ歩行者デッキ2カ所設ける計画が進められていたこともあり、神奈川県警と横浜市が協議して決めています。

今回復活した横断歩道(写真手前)は少し大綱橋寄りに移動したが、それでも日吉寄りにある横断歩道(写真奥)との間隔が短い(2026年4月)

ただ、新綱島駅のバス乗場へ行くには中間地点にあった横断歩道付近を通るルートが比較的近く、横断歩道の廃止後も乱横断が相次ぐ状態。地元住民らから横断歩道の再設置を求める声が上がっており、このほど3年ぶりに“復活”が実現したものです。

2023年3月に横断歩道が廃止されてからも、車列が途切れるのを待ってかつての横断歩道と同じ場所を渡る歩行者は相次いでいた(2026年4月、画像を一部加工しています)

一方、2つの再開発ビル間をつなぐ歩行者デッキについては駅東口の再開発ビルの完成を前提とした計画になっており、現時点では実現の時期が見通せていません

「綱島駅東口駅前地区」の再開発計画は今から約4年前の2022年7月に都市計画決定され、当時は「2028年度の事業完了」を目指すとして動き出しましたが、その後に状況が変化。

新綱島スクエアのデッキは東口の再開発ビルと接続することを前提につくられている(2026年4月)

歩行者デッキは横浜市営バスと臨港バスが使っている「綱島駅入口」(降車専用)停留所付近の空中に設ける計画となっている(2026年4月)

地区内に35人いるという権利者の8割以上から再開発の賛同は得られているものの、近年の物価高騰などで工事費が上昇。「2倍とまではいかないが、それに近いコストになってしまい、とても当初の計画通りに進められる状況ではない」と関係者は明かします。

「何らかの好要素が見つかって再開発が動き出したとしても、現状では建物の解体工事に着手するまでには少なくとも5年から6年の月日が必要ではないか」(同)との見方を示していました。

当面は綱島街道長い信号待ちと付き合いながら、綱島駅と新綱島駅の間を行き来するしかなさそうです。

【関連記事】

綱島東口「駅前再開発」が都市計画決定、2028年度の完成を目指す(2022年7月11日、工事費高騰で4年近く計画が停滞している状態)

2030年の「ブルーライン延伸」は難しいのか、建設費高騰やコロナ機に動きが止まる(新横浜新聞~しんよこ新聞、2025年6月16日、鉄道計画も6年以上止まったまま)

【参考リンク】

綱島駅周辺地区(綱島駅東口の各種計画・事業について、横浜市・綱島駅東口周辺開発事務所)


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