学校の歴史を描いた「紙芝居」が、動画作品としても公開される予定です。
在学児童数が1000人を超える大規模校の大曽根小学校(大曽根2)では、先月(2026年)3月12日、4年生1クラスの児童(2025年度・当時)が、同校を題材とした「紙芝居」づくりに挑戦。
港北区を中心とした映像作品を制作・発信している「港北ふるさとテレビ局」が、子どもたちが作った「紙芝居」を読み上げるシーンを、本格的なTVカメラ、音声、照明を用いて、映像作品として収録する授業が行われました。

同テレビ局代表の伊藤さんは日吉在住で区内での子育て経験も。今回は子どもたちに「撮影を手伝ってもらう」体験も実施、撮影機材のチェックも余念なく行っていた
今回の授業は、総合的な学習の時間(総合的な学習)の時間で、地域の伝統文化などを学習する授業として実施。
国語の授業で台本を作り、絵を描いての作品を制作した後、1年生への読み聞かせをを行うこと、また、“オリジナル”の作品を作ることを目的とした「紙芝居」づくりをテーマに選定したといいます。

完成した紙芝居「大曽根小学校と町」を手に、担任を務めた半澤教諭(左)と区内で紙芝居の読み聞かせ活動も行う同テレビ局コーディネーターの松井さん。半澤さんは着任してから7年の歳月を子どもたちと重ねてきたという
2009(平成21)年4月に“市民活動”として産声を上げ、現在ではプロとしての高い評価もあわせ受けながらの18年目の活動に至る「港北ふるさとテレビ局」。
発起人であり、代表を務める伊藤幸晴さんと松井栄里さん、阿部知行さんの3人がこの日来校し、子どもたちに映像の収録を“身近に感じてもらう”試みに初挑戦しています。
子どもたちが「歴史」や「今と昔」、「近隣」や「伝説」という4つのチームに分かれて制作した16枚の「紙芝居」をグループごとに交代で読み上げる様子を収録。初めての体験に際し、緊張しながらも表情豊かに収録に向かう子どもたちの姿が見られていました。

「紙芝居台」でうまくスライドできるかを確認。グループごとに読み上げを行った

同テレビ局の阿部さんはかつて同小学校学区内に在住しており、卒業生の保護者でもあることから、子が在学していた当時を懐かしむ。「港北ボランティアガイドの会」事務局長も務めており、地域の人々からの信頼感も厚い

伊藤さんが子どもたちに撮影方法を指南。「映像メディアを身近に感じてもらいたい」との想いで実施したという。どのような映像作品として仕上がるのかを楽しみにしたい
今回の授業を指導した担任の半澤智宏教諭が他校に異動した関係で、動画の最終確認が遅れているとのことですが、「確認が取れ次第、動画を公開することができれば」と伊藤さん。
2017(平成29)年から伊藤さん、阿部さんが中心的な役割となり立ち上げた市民団体「わがまち港北映像プロジェクト」の一事業として、区の映像のポータルサイト「港北映像ライブラリ」での公開も予定されているとのことです。
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