12月に開幕するラグビー「リーグワン」のチームが綱島や高田からバス1本でアクセスできる都筑区内に拠点を置き、試合を公開しているのをご存知でしょうか。
「ジャパンラグビーリーグワン」のディビジョン2(D2)に所属する清水建設江東ブルーシャークスは、今月(2025年)11月15日(土)に都筑区の「清水建設荏田グラウンド」で行うヤクルトレビンズ戸田とのプレシーズンマッチ(オープン戦)に港北・都筑・青葉の3区民50人を招待することを決め、観戦希望者を募集中です。

清水建設江東ブルーシャークスの公式サイト、同チームは1976(昭和51)年に社内のラグビー部として発足し、2001(平成13)年のクラブチーム化で「清水建設ブルーシャークス」となり、2022年のリーグワン参入にともないチーム名にホストタウンの“江東”が入った
清水建設江東ブルーシャークスは“江東”という地域名が入っているように「夢の島競技場」のある東京都江東区をホストエリア(本拠地)としていますが、練習場は青葉区との区境に近い都筑区荏田(えだ)南町に置いています。
年間14試合程度のD2リーグ公式戦は江東区など各地のスタジアムが会場となりますが、日々の練習や主催プレシーズンマッチは荏田グラウンドで行われており、主にファンクラブ会員などに公開。今回は北部3区の区民招待も実施されることになりました。
同チームはもともと社会人チームとして世田谷区の住宅街に練習場を置いていましたが、近い将来のチーム発展を見込んで2018(平成30)年10月に広さ約2万平方メートルにおよぶ現在地に専用グラウンドを新設。観戦者用のスタンド150席と見学スペースも設けました。
荏田グラウンドは、区境の田畑が広がっていた自然の多いエリアに位置し、最寄りとなる市営地下鉄ブルーライン・中川駅までは徒歩15分と距離はあるものの、ほぼ一本道で分かりやすいのはメリット。
また、徒歩5分ほどの県道13号横浜生田線に置かれた東急バスの「柚の木谷(ゆのきや)」バス停は、綱島駅発着で高田駅前などを経由する「綱44・45系統(江田駅行)」で直行(1時間に1本程度の運行、所要約40分)することができます。
2022年に始まったリーグワンに初年度から参入している清水建設江東ブルーシャークス。当初はもっとも下位のディビジョン3(D3)でしたが、2023-24年シーズンには二度目となる昇格を果たし、12月13日(土)から始まる2025-26年シーズンもD2で戦います。
D2の上位を狙い、D1への昇格を目指すうえでも重要なプレシーズンマッチ。荏田グラウンドでは今季最終戦となるヤクルトレビンズ戸田戦は、11月15日(土)14時30分にキックオフ予定です。
港北・都筑・青葉3区の観戦希望者は、先着50人で11月11日(火)まで受け付けており、定員に達した時点で締め切るとのこと。
日本のラグビー界で最高峰にあるリーグワン所属チームの試合を練習場ならではの近さで観戦できる貴重な機会となりそうです。
なお、3区民以外の一般公開はブルーシャークスのファンクラブ会員限定(無料メルマガ会員含む)で行われています。
(※)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の一部共通記事です
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・開幕戦は12月に日産スタジアム、「横浜キヤノンイーグルス」が新体制で試合開始(新横浜新聞~しんよこ新聞、2025年10月10日、キヤノンイーグルスも練習場は町田市に置いている)
【参考リンク】
・2025年11月15日(土)14:30「清水建設江東ブルーシャークス対ヤクルトレビンズ戸田戦」の港北・都筑・青葉区民向け招待申込フォーム(定員50人、先着順)
・清水建設江東ブルーシャークス「2025-26シーズン プレマッチスケジュール情報」(今シーズンの荏田グラウンドでの開催は11月15日が最後)
・都筑区荏田南町「清水建設荏田グラウンド」の場所(グーグルマップ、中川駅から徒歩約15分、柚の木谷(ゆのきや)バス停から徒歩約5分)




