晩秋の日吉で「ホルン」の魅力伝える、11月1日(土)ワグネル・パート別演奏会 | 横浜日吉新聞

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晩秋の日吉駅前で、「ホルン」の音色や響き、合奏の迫力など、楽器の奥深い魅力を伝える演奏会が開かれます。

日本最古のアマチュア学生音楽団体として 1901(明治34)年に創立された「慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ」(慶應義塾大学公認団体)の「ホルン演奏会2025」が、あす(2025年)11月1日(土)13時から15時40分まで(12時30分開場、終演時刻は予定)開かれます(途中入退出可能)。

「クリスマス仕様」で行われた2024年(前年)の演奏会時(12月、藤原洋記念ホール、主催者提供)

「クリスマス仕様」で行われた2024年(前年)の演奏会時(12月、藤原洋記念ホール、主催者提供)

日吉駅前の慶應義塾日吉キャンパス「協生館」内の藤原洋記念ホール(藤原ホール、日吉4)を会場とし、入場無料、全席自由(インターネット上での予約要)で行われる今回の演奏会。

オーケストラの中では、「ハーモニーを担当することが多いパートですが、実は非常に多くのキャラクターを吹き分けることができる多彩な楽器です」と同イベントの広報を担当する青野裕里さん

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラのホルンパートがあす(2025年)11月1日(土)開催する「ホルン演奏会2025」の案内ポスター(主催者提供)

慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラのホルンパートがあす(2025年)11月1日(土)開催する「ホルン演奏会2025」の案内ポスター(主催者提供)

「狩猟楽器」として、かつてヨーロッパで狩りの際に奏でられたという勇壮な音、バリトンのように低い低音から繊細な高音まで、「幅広い音を表現することができる楽器として、今回は“主役”として活躍、ホルン尽くしの演奏会となる予定です」と、“普段は気づかない”ホルンの意外な一面やホルンの“カッコよさ”を伝えたいと意気込みます。

前半(第1部)は、ホルン5重奏による「ベスト・オブ・ザ・ウェスト」(ディミトリー・ティオムキン作曲)や、2重奏による「12の二重奏曲K.487より第2番第11番」(モーツァルト)、3重奏による「ハウルの動く城より『人生のメリーゴーランド』」(久石譲)や、8重奏による「めざせポケモンマスター」(たなかひろかず作曲・茨木暢仁編曲)、弦楽器セクションの学生を招いた、混合11重奏による「管楽セレナード2楽章」(ドヴォルザーク)の5曲の演奏を予定。

様々な編成や他楽器などのゲスト、OB・OGを招いての演奏も行われる予定(2024年12月開催時、主催者提供)

様々な編成や他楽器などのゲスト、OB・OGを招いての演奏も行われる予定(2024年12月開催時、主催者提供)

後半(第2部)は、3重奏による「どうぶつの森メドレー」(戸高一生作曲・石田遼太朗編曲)や4重奏による「魔女の宅急便メドレー」(田中大地編曲)、12重奏による「『真夏の夜の夢』より夜想曲」(フェリックス・メンデルスゾーン)や、現役学生にOB・OGを加えた、総勢28人のホルン全体合奏による「交響詩『魔法使いの弟子』」(ポール・デュカス作曲・阪本正彦編曲・阪本正彦指揮)を奏でる予定です。

「ホルン大合奏から小編成の室内楽曲まで、さらにはクラシックからポップスまで様々な演奏をお届けします。一部の楽曲は、ホルン以外の金管楽器と混合アンサンブル(3重奏)での演奏も予定しています(後半の「ホルン、トランペットとトロンボーンのためのソナタ一楽章」、フランシス・プーランク作曲)。ぜひご来場ください」と青野さん。

抜群の「チームワーク」による演奏に期待したい(2024年12月開催時、主催者提供)

抜群の「チームワーク」による演奏に期待したい(2024年12月開催時、主催者提供)

小さな子どもたちの来場も“大歓迎”としており、「車椅子の方など、特別のサポートを必要とされる方は、事前にご連絡ください」(青野さん)と呼び掛けています。

【関連記事】

日吉駅前で金管・打楽器の魅力を体感、慶應ワグネル「パート別」演奏会(2025年10月7日)

・【前年記事】ホルンの響きでクリスマス・メドレーを、慶應日吉でワグネル「パート別演奏会」(2024年12月13日)

【参考リンク】

慶應義塾ワグネル・ソサイエティー・オーケストラ ホルンパート演奏会2025(teket〜テケト)※チケット予約・問い合わせ先など

ワグネルホルンパートのX(旧ツイッター)

ワグネルホルンパートのインスタグラム


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