30周年迎える「日吉東急」、11月1日~9日に記念フェア、思い出メッセージ展示も | 横浜日吉新聞

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まもなく30年の節目を迎えます。

日吉駅直結の商業施設「日吉東急アベニュー(avenue)」が1995(平成7)年11月9日のオープンからまもなく30周年を迎えるにあたり、今週(2025年)11月1日(土)から9日(日)まで「開業30周年記念フェア」が企画されました。

オープンした1995(平成7)年11月9日の写真、店の前にある“銀玉(三澤憲司氏の作品「虚球自像」)”や建物の構造は変わらないが、本館の2階部分に「Tokyu Department Store(東急百貨店)」とあるのが懐かしい。写真右側の広告には“招き猫”も見える(2015年11月の日吉東急アベニュー20周年時に行われた写真展より)

日吉東急百貨店」としてオープンした同店は、日吉駅の改良工事時に線路を敷く路盤を掘り下げて“地下化”したうえで、その上部に建てられた駅ビルに入った営業面積1万6755平方メートルの商業施設。

当初は「本館」を百貨店、綱島寄りの「南館」を専門店街として営業していましたが、2008(平成20)年3月には自主売場を縮小して外部テナントを中心としたショッピングセンターに刷新し、現在の日吉東急アベニューという店名に変えています。

11月1日(土)から9日(日)まで行われる「開業30周年記念フェア」のポスター(同店提供)

今回企画された記念フェアでは期間中に「日吉の街と30年~日吉東急アベニューと私」と題し、本館2階の「スタディオクリップ」前で来店客から投稿された日吉東急アベニューでの思い出やメッセージを展示し、30年を振り返ります。

また、期間中は館内全店(一部対象外店舗あり)で税込み2000円以上の購入で抽選券1枚が配布され、後日抽選のうえで、日吉東急アベニューの計36店舗からおすすめ商品が計360人に当たります。

11月1日(土)から9日(日)の期間中は2階に思い出メッセージが展示される。11月1日(土)・2日(日)にはプレゼント企画も(ポスターより)

また、11月1日(土)に「季節のお花」(先着200人、当日のレシート税込み2000円以上必要=合算可)、翌2日(日)は「オリジナルお菓子」(先着300人、当日のレシート税込み1500円以上必要=合算可)のプレゼント企画を実施。

11月9日(日)には同店公式キャラクター「日吉のひよにゃん」のエコバッグプレゼントも(ポスターより)

“誕生日”となる9日(日)には同店公式キャラクターの「日吉のひよにゃん」オリジナルデザインエコバッグを先着300人(当日のレシート税込み3900円以上必要=合算可)にプレゼントされるとのことです。

公式キャラクターの“日吉のひよにゃん”は、同店がオープンした30年前に折込チラシの表紙用に陶器の招き猫を製作したことを由来とし、2024年に来店者の投票などにより決定。

「日吉のひよにゃん」は昨年10月に来店者などの投票によって選ばれた(2024年10月)

開店日が大安だったことから「日吉の吉日(ひよしのきちじつ)」という言葉がつくられ、それに合うキャラクターとして招き猫が採用されたものだといいます。

同店にとって招き猫はオープン以来大事な存在で、かつて店頭のショーウインドーにも同店オリジナル日本酒「日吉の吉日」をPRする招き猫がいた(2011年1月)

1926(大正15)年の開業から来年(2026年)2月14日に100年を迎える日吉駅で、直近30年間を並走してきた日吉東急アベニュー。駅とともに欠くことのできない存在となった同店の歩みを振り返る好機となりそうです。

【関連記事】

・【過去記事】日吉東急とトレッサが「15周年」を祝う、記念イヤー彩る“それぞれの試み”(2023年3月26日、「日吉東急avenue(アベニュー)」への名称変更から15周年時)

・【過去記事】日吉東急がオープン20周年、記念セールや独自商品、懐かしの写真展も(2015年10月30日、今から10年前の20周年時)

【参考リンク】

2025年11月1日(土)~9日(日)「日吉東急アベニュー開業30周年記念フェア」(30周年に関連した各種企画の紹介)

日吉東急アベニューの公式サイト(日吉駅直結)


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