“スプーンリレー”の楽しさをポスターのデザインに採用。多くの子どもたち、また世代を超えた人々が集い、スポーツを通じた交流が深まる一日となりそうです。
綱島地区連合自治会と綱島地区社会福祉協議会は、あす(2025年)10月12日(日)、綱島小学校(綱島西3)の校庭で「第35回綱島スポーツフェスティバル」(佐藤誠三会長、佐藤康昭実行委員長)を9時から16時まで開催します(終了時刻は予定、雨天時は翌13日に順延)。
地域でもスポーツに親しもうという機運が高まった1964(昭和39)年10月の東京オリンピック開催をきっかけに、横浜市内の各地域に広がったと言われるスポーツ大会「健民祭(けんみんさい)」イベントの一環として、また「町内対抗運動会」としても長く行われてきたといいます。

あす(2025年)10月12日に綱島小学校の校庭で開催される「第35回綱島スポーツフェスティバル」の案内ポスター。「全力!笑タイム」とのキャッチコピーを掲げ、小学生を対象とした“スプーンリレー”を伸び伸びと描いたイラストを制作。綱島の子どもたちの多くの参加を呼び掛けている(主催者提供)
新型コロナ禍での中断や半日開催(2022年)を経て、2023年から「1日開催」が復活。
9時から行われる「開会式」の後、9時30分から競技をスタート、予約なしで参加できる徒競走や持久走、ちびっ子玉入れや大行進(園児)、ウルトラクイズや持久走(小学生・中学生・一般男女)、パン食い競争などの実施を予定しています。
そのほか、綱島地区の各自治会・町内会の対抗による玉入れ(50歳以上)や綱引き、子ども大縄とびやスプーンリレー(小学生)や障害物リレー(小学生・一般)、大人大縄跳び、年代別リレー(小学生・一般)も予定されており、地域の自治会・町内会での交流を、スポーツにより深めることができる大切な機会となりそうです。
16時頃から予定されている「閉会式」では成績発表や表彰式も行われることから、日頃のスポーツやチームワーク醸成の成果を感じられる時間にもなりそう。
なお、参加要件の「一般」は中学生・高校生以上。
13時からは、来年(2026年)1月18日(日)に日産フィールド小机(小机町)を拠点とし新横浜公園で開催される「第41回港北駅伝大会」(同実行委員会主催)の綱島地区代表候補の選手選考会としての「持久走」を、「小学生低学年男女」と「小学生高学年男女」、「一般男女(高校生以上)」の3レースとして、同小学校の外周1250メートルで実施する予定です(参加は綱島在住者のみ)。
持久走は同スポーツフェスティバルにおける「伝統競技」とのことで、より多くの参加でより盛り上がることが期待されます。
なお、当日は各自治会・町内会のテントが用意されており、「参加に事前の申し込みは一切必要ありませんが、各自治会・町内会の対抗競技への参加希望者は各会にお問い合わせください。子どもからご年配の方まで楽しめる多彩な競技が盛りだくさん。この機会に、“地域の絆”を深めながら、健康づくりと安全な街づくりを一緒に楽しみましょう」(主催者)と呼び掛けています。

昼休みのアトラクションとして地元チームのチアダンスの披露も予定。「子どもたちの熱演にご期待ください」と 綱島地区スポーツ推進委員連絡協議会会長で副実行委員長の小泉誠さん。リレー競技など“応援する側”としても充分楽しめる一日となりそう(過去開催時、主催者提供)
港北区内に13地区ある各連合自治会・町内会では、それぞれの住民に向けた「健民祭(スポーツフェスティバル・スポーツ大会など)」を企画・開催しており、区内を知りスポーツを通じた交流機会を広げていくためにも、多くの地域住民が参加しやすいスタイルで開かれていくことが望まれます。
【関連記事】
・【過去開催】綱島「スポーツフェス」は10月8日(日)、フルタイム復活で“奮って参加を”(2023年10月5日)
・【高田地区】スポーツを楽しみ防災を学ぶ、高田中学校が会場「ふれあい祭り」は体育館で(2025年9月17日)
【参考リンク】
・第35回綱島スポーツフェスティバル 開催のお知らせ(2025年9月14日)
・綱島地区連合自治会の紹介(港北区連合町内会)
・2026(令和8)年の「港北駅伝大会」は1月18日(日)開催、参加申込は10月末まで受付中(港北区連合町内会)



