日吉駅前で金管・打楽器の魅力を体感、慶應ワグネル「パート別」演奏会

公開日：2025年10月07日
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吹奏楽曲やジブリ・ディズニー、またクライマックスを飾る「火の鳥」の演奏など、幅広い年代層が楽しめる金管・打楽器コンサートとなりそうです。

1901（明治34）年創立、日本最古のアマチュア学生オーケストラとして知られる「慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ」（慶應義塾大学公認団体）の所属メンバーによる「パート別演奏会」が、今年度も（2025年度）も日吉や近郊エリアのホールなどで開かれます。

今週末（2025年）10月11日（土）に日吉駅前・藤原洋記念ホールで行われる「金管打楽器セクション演奏会2025」の案内ポスター（主催者提供）

今週末（2025年）10月11日（土）には、「金管打楽器セクション演奏会2025」が、14時から16時まで（13時30分開場）、日吉駅前の慶應義塾日吉キャンパス「協生館」内の藤原洋記念ホール（藤原ホール、日吉4）で行われる予定です。

トランペットやホルン、トロンボーンやチューバなどの金管楽器のほか、パーカッションなど打楽器を交えての総勢30人超が奏でる演奏会。

今年も30人超がクライマックスの壮大な「火の鳥」を奏でる予定（過去開催時、主催者提供）

「オーケストラでは華やかな音色を奏でることが多い金管楽器・打楽器ですが、本演奏会では柔らかな調和や繊細な表現など幅広い魅力をお届けします」と、ホルンを奏でる青野裕里さんは、“パート別”演奏会だからこそ楽しめる、それぞれの楽器が奏でる音色の多様な響きを楽しんでもらいたいと語ります。

歴史あるオーケストラらしく、日頃から伝統と挑戦の精神を代々受け継ぎ活動を行っているといい、「金管8重奏・金管5重奏といった定番から全体合奏まで、様々な編成のアンサンブルをお楽しみいただければ」とのこと。

さまざまな編成でのアンサンブルを楽しめる（過去開催時、主催者提供）

昨年（2024年）12月に開催したホルンパートの演奏会も、地元からの来場などで盛況だったといい、青野さんは、「日頃よりお世話になっております地元の皆様にもぜひお越しいただければ」と、日吉周辺エリアからの演奏会当日の多くの来場を呼び掛けています。

演奏曲目は、子どもたちでも楽しめそうな金管5重奏による「天空の城ラピュタ」メドレー（久石譲作曲・高橋宏樹編曲）や、トロンボーン4重奏による、吹奏楽の名曲「たなばた」（酒井格作曲）、金管打楽器7重奏による「スティッチメドレー」、や、金管打楽器全体合奏でクライマックスを彩るバレエ組曲「火の鳥」 (1919 年版）より抜粋 (イーゴリ・ストラヴィンスキー作曲・阪本正彦編曲・同指揮）など、全16曲の演奏を予定する盛りだくさんのコンサートとなりそうです。