今週末、サッカーファンと映画好きが綱島に集まりそうです。
今年で15回目を迎える「ヨコハマ・フットボール映画祭2025」が新綱島駅直結の港北区民文化センター「ミズキーホール」で今週(2025年)10月11日(土)・12日(日)の2日間にわたって開かれ、映画6作品の上映と7つのトークイベントが企画されています。
2011(平成23)年に始まった同映画祭は、NPO法人横浜スポーツコミュニケーションズ(鶴見区諏訪坂)とヨコハマ・フットボール映画祭実行委員会が主催。世界各地で年間100本程度制作されていると言われるサッカーをテーマとした映画のなかから日本のサッカーファンや映画ファンが楽しめそうな作品を選び、年に一度の映画祭として上映してきました。
これまでは神奈川区の区民文化センターや市中心部のミニシアターなどで開かれおり、ミズキーホールが会場となるのは今回が初めて。主催者によると、交通利便性の高さなどから選んだといいます。
約400人収容可能な5階のホールでメインとなる映画上映を行い、4階の音楽ホールではサッカーをテーマとしたトークイベントを開催。出入口に近い4階のギャラリーでは、「フットボールエキスポ」と題し、関連ブースの出展も行われます。
上映される映画は1日3作品、2日間で計6作品となっており、初日がドキュメンタリーなどで、2日目がサッカーをテーマとした一般作品が中心。各作品の上映後には制作者のあいさつや作品解説なども予定されています。
一方、「トーキングスタジアム」と題したトークイベントは、1日目が3つ、2日目は4つの2日間7企画を実施。Jクラブの運営や審判の実態などサッカーを深く知るテーマとゲストが登場し、一部は後日の有料配信も行われます。
上映作品ごとにチケット(500円~1900円)が必要となっており、1日有効のシネマパス(1日目3500円、2日目4,000円)も設定。トークイベントも企画ごとにチケット(500円~4500円)が必要とのこと。電子チケットサービス「teket(テケト)」で販売中です。
なお、ブース出展が行われるフットボールエキスポの入場は無料となっています。
映画祭ではコアなサッカーファン向けの作品に加え、2日目の「ぼくとパパ、約束の週末」はドイツでヒットした作品で、台湾のアカデミー賞受賞作「マイ フットボール サマー 奇蹟の夏」や、荒れ果てたスタジアムを再生するチェコ映画「スタディオン」のように一般作としても高い評価の映画上映も行われます。
2日間のスケジュールは次の通りです。
ヨコハマ・フットボール映画祭の開催内容
※詳細・購入案内は電子チケットサービス「teket(テケト)」のページにリンク
映画上映(5階・ホール)
●「ペップ・グアルディオラのFCバルセロナ/史上最強と謳われた革命」発売記念上映会
- 上映日時:10月11日(土)12:15~14:41
- 作品概要:“ペップ・バルサの革命”を読み解くドキュメンタリー、上映後はここでしか聞けない見どころを2氏が解説
- ゲスト:利重孝夫(元シティ・フットボール・グループ日本代表)/林 陵平(サッカー解説者/JFA公認Proライセンス取得)
- 入場料:500円【詳細・購入案内】
●ロス・ウィリアムス~イニャキとニコ
- 上映日時:10月11日(土)15:35~17:36
- 作品概要:アスレティック・ビルバオに所属する兄弟サッカー選手、イニャキとニコ・ウィリアムズの誕生と成功の物語
- ゲスト:小澤一郎(サッカージャーナリスト)
- 入場料一般:1900円ほか【詳細・購入案内】
●国際審判員(主審・副審)カルテットのレフェリング
- 上映日時:10月11日(土) 18:10~20:39
- 作品概要:レフェリーが試合中に話していることとは?――知られざる活躍を明かすドキュメンタリーシリーズ第4弾
- ゲスト:家本政明(元国際審判員)/相樂亨(元国際審判員)
- 入場料一般:1900円ほか【詳細・購入案内】
(※)10月11日(土)のシネマパス(1日券、3500円)詳細はこちら
●僕とパパ、週末の約束
- 上映日時:10月12日(日)11:30~14:06
- 作品概要:自閉症のジェイソンとパパ、推しクラブを見つける旅が始まった――本国ドイツで100万人動員のヒット作
- ゲスト:ジェイソンとミルコ・フォン・ユターツェンカ(作品のモデルとなった親子)※オンライン
- 入場料一般:1900円ほか【詳細・購入案内】
●マイ フットボール サマー 奇蹟の夏
- 上映日時:10月12日(日)14:50~17:18
- 作品概要:台湾の少年たちが追いかける夢とサッカーボール、楊力州(ヤン・リージョウ)監督のオンラインQ&Aあり
- ゲスト:楊力州(ヤン・リージョウ、監督)※オンライン
入場料一般:1900円ほか【詳細・購入案内】
●スタディオン
- 上映日時:10月12日(日)18:00~19:54
- 作品概要:舞台はチェコ、サポーターによる奇跡のスタジアム復活劇。日本の新スタジアム建設を題材にトークも
- ゲスト:宇都宮徹壱(ノンフィクションライター)
- 入場料一般:1900円ほか【詳細・購入案内】
(※)10月12日(日)のシネマパス(1日券=4000円)詳細はこちら
トークイベント(トーキングスタジアム)(4階・音楽ルーム)
●Jクラブスタッフサミット
- 開催日時:10月11日(土)12:40~14:10
- イベント概要:Jクラブのスタジアムや地域での奮闘など、Jクラブのリアルと舞台裏を3氏が熱く語り合う90分
- MC:井上マー(お笑い芸人)
- ゲスト:鈴木順(モンテディオ山形執行役員・元川崎フロンターレ)/木村昌実(横浜F・マリノス渉外部長)ほか
- 入場料一般:1700円/学生・障横浜F・マリノスがい者:1200円ほか【詳細・購入案内】
●家本政明のレフトーーク!3
- 開催日時:10月11日(土)15:30~17:00
- イベント概要:主審・副審、選手と異なる視点によるトーク企画、ピッチ内外のリアルなフットボールの裏側とは
- MC:家本政明(元国際審判員)
- ゲスト:相樂亨(元国際審判員)/林陵平(サッカー解説者)
- 入場料一般:2200円/学生・障がい者:1700円ほか【詳細・購入案内】
●カカロニフットボール“初蹴り”トークライブ
- 開催日時:10月11日(土)19:30~21:00
- イベント概要:サッカー芸人によるサッカー特化YouTube「カカロニフットボールチャンネル」のトークイベント
- 出演:カカロニ(お笑いコンビ)
- ゲスト:久保竜彦(元サッカー日本代表)
- 入場料一般:2200円/学生・障がい者:1700円ほか【詳細・購入案内】
●JリーグVlogの世界! カメラを回してスタジアムへ!
- 開催日時:10月12日(日)10:30~12:00
- イベント概要:Jリーグのスタジアムを舞台に、歓喜も悔しさもリアルに切り取った「Vlog(ビデオブログ)」を上映
- ゲスト:あんみつチャンネル/TAWAGOTOチャンネル/りさ/Lisa
- 入場料一般:1700円/学生・障がい者:1200円【詳細・購入案内】
●プレチャントーキング! in YFFF25~通ぶりドラフト・秋の陣
- 開催日時:10月12日(日)12:40~14:10
- イベント概要:昨年は観客を巻き込んで盛り上がった“生ドラフト”企画が、今回は“通ぶり”をテーマに展開予定
- 出演:プレチャン(PreChan)
- 入場料一般:2200円/学生・障がい者:1700円ほか【詳細・購入案内】
●アクセス・フォー・オールをご存知ですか?
- 開催日時:10月12日(日)15:30~17:00
- イベント概要:「アクセス・フォー・オール宣言」から日本サッカーが幅広い人に広がっていくためのヒントを探る
- ゲスト:日比野暢子(JFAリスペクト委員 アクセス・フォー・オール ワーキンググループ リーダー)/清水千浪(車いすバスケットボール選手 カクテル(女子チーム)、LAKE SHIGA BBC所属)/神一世子(日本障がい者サッカー連盟 副会長 パラSCエスペランサ 代表理事)
- 入場料一般:1700円/学生・障がい者:500円【詳細・購入案内】
●サロン・ドゥ・トルシエ2
- 開催日時:10月12日(日)17:40~19:10
- イベント概要:あのトルシエ氏が日本代表監督時代の秘話や現在の活動について語る貴重な90分
ゲスト:フィリップ・トルシエ(サッカー指導者)/田村修一(フットボールアナリスト) - 入場料一般:3000円/学生・障がい者:2500円ほか【詳細・購入案内】
ブース出展「フットボールエキスポ」(4階・ギャラリー)
- 開催日時:両日とも13:00~19:00【入場無料/詳細】
- イベント概要:さまざまなフットボールカルチャーを体験できるブースが揃う
- 出展者:Garage TRICOLORE(チームバスのミニカー展示)/THUMBSUP(サッカーユニフォーム販売)/道草書店(10月12日のみ)/テーブルフットボール(subbuteo)体験(10月11日のみ)/第6回ソーシャルフットボール全国大会神奈川大会(10月12日のみ)
【参考リンク】
・10月11日(土)・12日(日)開催「ヨコハマ・フットボール映画祭2025」(新綱島駅「ミズキーホール」、2日間で6作品上映と7つのトークショー)
・「ヨコハマ・フットボール映画祭2025」のタイムテーブル&チケット情報(10月11日・12日の上映映画とトークイベント予定)
・ミズキーホール(港北区民文化センター)(東急新横浜線「新綱島」駅直結、東横線「綱島」駅から徒歩3分)




