矢上小の至近に42戸マンション建設中、「ヴェレーナ日吉」が公式サイト | 横浜日吉新聞

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矢上小学校の至近に42戸のマンションが建てられています。

大和地所レジデンス株式会社(東京都港区)はこのほど、日吉3丁目矢上橋近くで建設を進める「ヴェレーナ日吉」の公式サイトを公開しました。

2025年7月までに公開された「ヴェレーナ日吉」の公式サイト。日吉3丁目の矢上川沿い、川崎市幸区矢上との市境沿いに位置

ヴェレーナ日吉が建てられているのは、矢上川沿いに古くからあった一軒の一戸建て住宅跡地で、2021年頃までには空家となっていたとみられます。

この旧一戸建て住宅跡の約1449平方メートルの敷地を使い、物件概要によると7階建て42戸のマンションを建設するもので、間取りは2LDK(専有面積55.62平方メートル)から3LDK(同80.32平方メートル)とする計画。

ヴェレーナ日吉の建設現場、左奥には矢上小学校の校舎が見える(7月4日)

現時点(2025年7月6日)での販売価格は未定としており、今月中に販売を行う計画とし、竣工予定時期は2027年2月とのことです。

日吉駅からは徒歩で約18分と距離がありますが、矢上橋を渡った川崎市域の「北加瀬」バス停(臨港バス/川崎市バス)へは徒歩5分ほどでアクセスが可能。JR武蔵小杉駅や川崎駅方面へのバスが運行されています。また、矢上小学校は徒歩1分の至近距離にあります。

ヴェレーナ日吉の建設前に建っていた一戸建て住宅の門柱には、日吉村から横浜市神奈川区域に入ったのち、今度はすぐに分割されて港北区(1939年発足)となってから間もない頃のものとみられる古い住居表示が残されていた。かつて川崎市幸区の矢上や北加瀬、南加瀬などは同じ「日吉村」だったが、村内で横浜市に入るか川崎市に入るかでもめ、1937(昭和12)年に矢上川を境に両市へ分割吸収されている。日吉村時代の役場は矢上橋近くの現横浜市域に置かれていた(写真は2021年撮影)

【参考リンク】

「ヴェレーナ日吉」の公式サイト(日吉3丁目、2027年2月完成予定)

日吉地区とは(川崎市幸区、日吉村が分割されるまでの経緯など)


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