【法人サポーター会員による提供記事です】日吉中央通りの老舗薬局が「日吉駅前センター店」を新設。地域ぐるみでの健康維持・増進や安心・安全な生活に寄与する“かかりつけ薬局”を目指します。
1931(昭和6)年創業、来年(2026年)3月で創業95周年を迎える「日吉堂薬局」(株式会社日吉堂薬局=日吉本町1)は、きょう(2025年)7月3日(木)、2店舗目となる「日吉駅前センター店」を新たに開局します。
日吉駅から徒歩1分という「駅前立地」をさらに20メートル進んだ先にある、今年3月に閉店した重田酒店が入っていた重田ビル1階(日吉本町1)にオープン。
やはり創業から70年の歴史を重ねてきた店舗スペースを改装しての開局となることもあり、「ガラス部分の“SHIGETA”の文字をそのまま残しています」と、4代目として同薬局を継ぐ相沢淳さん(代表取締役・本店管理薬剤師)。
老舗酒店の歴史、また外観の風情もそのまま残すことでの、同店の記憶をつなぐ役割を果たします。
従来の店舗「本店」はそのままに、新たに店舗を増設しての新規開局に。
新店舗では、「本店」の約1.5倍となる約76平方メートルの広さを確保、これまでより広めに設定が可能となった調剤室は「最新の機器を採用しています」と相沢さんは説明します。
昨今ニーズが急増しているという、1回分ずつ薬を小分けにしパッケージ化する全自動錠剤分包機リトリアアイ(Letrea-i)」や、「自動秤量(ひょうりょう)機能付き散薬分包機エスアールゼロ(SR-zero)」、薬を混合する際などに無菌状態で行うための「クリーンベンチ」(いずれも株式会社ユヤマ製=大阪府豊中市)を新たに導入しています。
港北区薬剤師会(綱島西1)の会長としても、港北区医師会や歯科医師会、訪問看護ステーションや介護事業所との定期的な情報交換を行っているほか、日吉本町地域ケアプラザ(日吉本町4)や下田地域ケアプラザ(下田町4)の担当者としても、国が定める“地域包括ケアシステム”における「かかりつけ」としての薬局、そして薬剤師を目指すための活動を日々行っています。
毎月300カ所以上の全国の医療機関の処方箋を預かり、在庫は常に3000品目を有しているという同薬局。
同薬剤師会所属の薬局が「薬が足りない」状況を減らすためのシステム「リンクル(LINCLE)こうほく」の導入にも尽力。地域で大きな反響を呼んでいるといいます。
「当薬局では、現店舗とあわせて、社員一同、地域の皆様の健康な生活を確保できるようにと努めてまいります」と、相沢さんは、さらに進む少子高齢化時代において「なくてはならない」地域の薬局を目指す努力を日々惜しまない考えです。
(※)記事の掲載内容については、直接「株式会社 日吉堂薬局」にお問い合わせください。
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・【港北区薬剤師会の記事】共有システム初導入で「薬がない」解消へ、港北区内薬局の加入・利用を呼び掛け(2025年5月9日)
【参考リンク】
・日吉堂薬局のサイト(株式会社日吉堂薬局)
・弊社新店舗『日吉駅前センター店』を開業いたしました(同)※PDFファイル
・会社概要(同)※“日吉村”時代に開局して以降の歴史についても掲載
(法人サポーター会員:株式会社 日吉堂薬局〜本店・日吉駅前センター店 提供)