日吉キャンパスの多様性を示す好企画となりました。
慶應義塾大学のHRP(Hiyoshi Research Portfolio=日吉リサーチポートフォリオ)実行委員会は、2021年以来となる大型イベント「HRP2025~踊る日吉キャンパス」を今週(2025年)7月5日(土)に日吉キャンパス内の独立館(DB201教室)で開きます。
HRPは日吉キャンパスで展開されている研究・教育活動を発信する活動として2005(平成17)年に始まり、数年に1回の割合でワークショップや研究を紹介する大型イベントを開いてきました。
4年ぶりとなる今回は“踊る日吉キャンパス”と題してキャンパスの多様性をテーマに掲げ、日吉に拠点を置く4つの研究所・センターが中心となっています。
第一部は、理工学部の小菅隼人教授(HRP運営委員長)がコーディネーターとして、体育研究所の須田芳正所長、外国語教育研究センターの山下一夫所長、教養研究センターの片山杜秀所長、自然科学研究教育センターの岡本昌樹所長が登壇し、「日吉の多様性を繋ぐうえで何が必要か」をテーマにディスカッションを実施。
続く第二部では“踊る”を主題に掲げ、体育研究所の清水花菜助教(新体操、スポーツ科学)が「踊る楽しさと美しさー身と心の調和」、外国語教育研究センターの山下所長(理工学部教授)は「『踊る』漢字」、教養研究センターの片山所長(法学部教授)は「天の宇受売(あめのうづめ)について」、文学部心理学専攻の皆川泰代教授は「『踊る』にまつわる認知機能:踊れる赤ちゃんはおしゃべりさん?」と題し、多様な視点で“踊る”ことをひも解いていきます。
日吉キャンパス全体を俯瞰して横につなぐHRPならではの企画となっており、普段は研究に触れる機会が多くない日吉周辺の住民にとっても、新たな視点でキャンパスを見つめる好機となりそうです。
会場は日吉駅前から見える第4校舎の「独立館」地下にあるBD201教室で、開催時間は13時から16時15分。入場は無料で事前申込が必要です。
【参考リンク】
・2025年7月5日(土)開催「HRP2025~踊る日吉キャンパス」(独立館DB201教室、13:00~16:15)
・「HRP2025~踊る日吉キャンパス」の参加申込フォーム(グーグルフォーム)
・慶應義塾大学体育研究所(1961年発足、体育・スポーツ科学に関する研究と教育、公開講座も多い)
・慶應義塾大学外国語教育研究センター(語学視聴覚教育研究室を改組し2003年発足、公開講座「慶應外語」も)
・慶應義塾大学教養研究センター(2002年発足、学生向け「日吉学」でも知られる、日吉行事企画委員会=HAPPも)
・慶應義塾大学自然科学研究教育センター(2009年発足、「サイエンス・カフェ」など定期的に公開講座を実施)