日吉メイルロードに新キャラクター“メイるん”が誕生。七夕イベントを開催し地元商店街を盛り上げます。
日吉中央通りと浜銀通りの間、日吉郵便局にちなんだ名称の商店街として知られる「日吉メイルロード商店会」(日吉本町1)では、来月(2025年)7月5日(土)と6日(日)に、「ひよしの七夕」イベントを開催します。
7月5日(土)11時から15時ころまでの予定で日吉郵便局(日吉本町1)を開放、短冊に願い事を書くスペースを提供(営業は行わないとのこと)。短冊に願い事を書いた中学生以下の学生や子ども(先着50名まで)にお菓子をプレゼントするとのことです。
また、5日(土)11時から15時30分までと、6日(日)10時30分から16時まで、同商店街の店舗「いろりや金魚」(居酒屋)にて「縁日」を開催。
イカ焼きそばや焼きとうもろこし、炭焼き鳥などの屋台フードを提供するほか、野菜や飲み物販売、ミニトマトすくいといったゲームも実施し、七夕らしく「大人も子どもも出会いを」との主旨でのイベントを行う予定です。
すでにメイルロード内の13店舗には、同商店会オリジナルの短冊(ピンク、黄色、水色の3種類)を配布し、来店客が記入する企画を実施しています。
「今月末(6月末)までに記入いただいたものを集めて、翌週末のイベントまでに近郊で採った竹や笹に飾る予定です」と、同商店会5代目会長の篭山(かごやま)秀祐さんは、昨年(2024年)からスタートしたという「願い事」を書いた短冊で街を彩る企画を行うことでの“街のにぎわい感”がアップすることを喜びます。
日吉郵便局があったことから「郵便局通り」とかつていわれていたこの通りでは、昭和50年代後半(1975年〜1984年頃)には「メイルロード」の名称に変更されたのではないかと語ります。
「道路を、通りの“象徴”でもあるタイル調の舗装に刷新するなど、独自で通りの美化や街の盛り上げにも取り組んできました」と、篭山さんは、1987(昭和62)年から1988(同63)年頃にスタートしたという七夕飾りの伝統についても言及します。
新型コロナ禍を経て、日吉地区や商店街を盛り上げるためにと、昨年(2024年)には、メイルロード公式キャラクターとしての「メイるん」が誕生。
2000年代の7月7日生まれ、“遠い遠い天の川”を出身地とする、「星の妖精」だというメイるんは、働き者でメイルロードが“大スキ。 “メイルロードを宇宙一の商店街にする”という夢を抱いているという新キャラクターの人形やアクリルスタンドを制作、加入する55店舗・企業に配布しています。
今回のイベントでも、短冊内に登場しているほか、「フォトスタンド」でのパネル内に描かれることでの“活躍”を見せています。
同商店会では、篭山さんを中心に、会員向けのイベントや会合を定期的に行うことでの交流を図っているといい、「日頃からの交流を深めることで、今回のイベントでも、各店舗の皆様との協力体制の構築につながっていると実感します」と、一つひとつの会員店舗・企業が互いに協力し合ってのイベントの開催であると語ります。
日吉駅前では、特に全国チェーンの店舗が増えることで、商店街の加入を拒まれるケースも多くあるといわれていますが、「当会にはかなり高い割合で各店舗が加入をしてくれています。落ち着いた風情もあり、普段は夜でも女性の来店が多いと思います」と、商店街の新たなシンボルマークにも採用されたタイル調の道路の美しさにによる“落ち着いた雰囲気”が好評を博し、高い加入率にもつながっているのではと分析します。
今回、自身もかつて局長を務めた郵便局の開放という新たなチャレンジも実施することで、広く地域内外の人々に、同通りの存在、そして同商店街の独自の取り組みについてのアピールを行っていきたい考えです。
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【参考リンク】
・日吉メイルロード商店会 (メイるん)のFacebookページ