日大高校野球部が「春の大会」では9年ぶりとなるベスト8に進出。武相高校は敗戦なるもベスト16入りで夏の第3シードを獲得、甲子園出場を目指します。
日吉・箕輪町2丁目の日本大学高校(日大高校)(第2グラウンド=日吉6)野球部は、おととい(2025年)4月19日(土)にバッティングパレス相石スタジアムひらつか(平塚市)で行われた高校野球春季神奈川県大会(春季県大会)4回戦で、横浜商大高校に7対3で勝利。
今月4月27日(日)、サーティーフォー保土ケ谷球場(保土ケ谷区花見台)で行われる準々決勝(第2試合)で、東海大相模高校と対戦することになりました。
日大高校は、4月6日に行われた2回戦(県大会初戦)で相模原弥栄高校に延長10回に1点を挙げ5対4でサヨナラ勝ち。
12日に俣野公園・横浜薬大スタジアム(戸塚区俣野町)で行われた3回戦では、アレセイア湘南高校に、4点先制された劣勢を跳ね返し、8対4での逆転勝利を挙げていました。
4回戦の対戦相手となった横浜商大高校は、6日に俣野公園・横浜薬大スタジアムで川崎市立橘高校に7対0で勝利した慶應義塾高校(慶應塾高)(日吉4)を、等々力球場(中原区等々力)で行われた4月12日の3回戦で5対3で破っていました。
日大高校は、春の大会では、決勝戦まで勝ち進み関東大会にも出場した2016(平成28)年以来、9年ぶりの「ベスト8」進出(秋の大会では2021年にベスト8)となり、7月上旬に始まる夏の県大会(第107回全国高校野球選手権神奈川大会)の第2シード以上の獲得が決定しています。
また、同じ港北区内の武相高校(仲手原2)は、4月6日に等々力球場で行われた2回戦では、川崎総合科学高校に5対1、12日にサーティーフォー相模原球場(相模原市中央区)で行われた3回戦では、藤沢西高校に5対0といずれも勝利を収め、ベスト16入り。
19日にはサーティーフォー相模原球場で相洋高校と対戦しましたが、0対6で敗戦。夏の大会は第3シード校として臨むことになります。
準決勝から「ケーブルテレビ」で生中継も
日大高校が準々決勝を戦う東海大相模高校は、3年前の2021年秋季大会の準々決勝で1対8、2017年の夏の選手権大会の準決勝でも1対5で敗戦するなど“高い壁”という印象ですが、19日の藤嶺藤沢戦では延長戦で8対7という接戦で勝利を収めています。
5月5日(月・祝)と6日(火・休)に横浜スタジアム(中区横浜公園)で行われる準決勝と決勝戦は、「YOUテレビ」や「イッツコム」など神奈川県内のケーブルテレビ6社が制作する「かながわCATV情熱プロジェクト」による生放送も行われる予定となっています。
日大高校には、夏の大会を有利にすすめるための戦いに期待したいところです。
(※)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の一部共通記事です
【関連記事】
・【試合結果】<春の高校野球>日大高はベスト8で“完敗”、夏は「最後勝ち上がれる」チームを目指す(2025年4月28日)※リンク追記
・<春の高校野球>県大会が開幕、武相の初戦は等々力で、慶應・日大は対戦なるか(2025年4月6日)
【参考リンク】
・神奈川県高等学校野球連盟のサイト ※試合日程やチケット販売についてなど
・バーチャル高校野球「春季神奈川大会(2025)」(スポーツブル)
・令和7年神奈川県高等学校野球春季大会~準決勝、決勝を放送!(かながわ情熱プロジェクト公式サイト)