2025年夏は「参院選」と「横浜市長選」、盆踊りや夏祭り実施に大きな影響 | 横浜日吉新聞

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参院選と横浜市長選を相次ぎ行う必要がある今年(2025年)の夏は、地域の盆踊りや夏祭りなどの実施日程に大きな影響を及ぼす可能性があります。

横浜市選挙管理委員会は8月29日で4年の任期を終える市長の選挙について、7月20日(日)に告示し、8月3日(日)に投開票する日程をこのほど発表しました。

投開票日となる8月3日は8月に入り最初の日曜日。昨年(2024年)の実績では前日の土曜日も含めて港北区内5つの地域で盆踊りや夏祭りが行われています。

前回2021年の横浜市長選における港北区内の小学校に設けられた投票所の様子(2021年8月22日)

選挙が行われることになれば、盆踊り会場が投票所となっていなくても、自治会・町内会の関係者が投票所の立会人などとして関わるケースも多く、イベントの実施が困難になるとの声が関係者から聞かれました。

さらに今夏は3年に1回実施される参議院議員選挙も予定されており、議員の半数が任期を終える7月28日までには必ず選挙を行う必要があります。

4月時点で正式な日程は決まっていませんが、投開票日は7月20日(日)になるとの見方が広がっています。

前回2022年の参院選では港北区内の小学校や公共施設など44カ所に投票所が設置された(2022年7月10日)

7月20日前後の週末は、昨年実績で区内7地域が盆踊りや夏祭りを行っており、これらの日程を変える必要に迫られそう。

また、7月20日が投開票に決まった場合、告示日は3日(木)となり、横浜市民は参院選と市長選を合わせて1カ月にわたり選挙期間が続く可能性があります。

前回は2021年の市長選、2022年の参院選ともに新型コロナ禍の影響で盆踊りや夏祭りは企画されていなかっただけに、今年はさまざまな形で地域に影響を及ぼしそうです。

)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です

【関連記事】

・【前回2021年の市長選記事】市長選「投票所」は港北区内44カ所、8/21(土)までトレッサに期日前投票所(2021年8月20日、投票所となっている場所ではイベント開催が難しくなる)

・【前回2022年の参院選記事】<港北区内の44投票所>新住民流入の日吉で高い伸び、綱島地区も健闘(2022年8月22日)

【参考リンク】

2025年8月3日(日)投開票「横浜市長選挙の選挙期日について」(横浜市選挙管理委員会事務局、2025年3月28日)

横浜市選挙管理委員会事務局「公職の任期等」(半数の参議院議員の任期は7月28日まで。選挙日は未定だが20日に実施予定といわれている)


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