綱島公園プールが3年ぶり復活、改修終え7月12日(土)から営業再開へ | 横浜日吉新聞

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3年ぶり綱島公園プールが復活。7月12日(土)にリニューアルオープンすることが公表されました。

設備の大規模な不具合により、一昨年夏(2023年)から営業を中止していた「綱島公園プール」(綱島台)が、休業中の復旧工事を終え、今年(2025年)7月12日(土)から営業を再開することになりました。

今年(2025年)7月12日(土)から営業を再開する「綱島公園プール(25m)」。新たに塗り替えられた水色のプールが目にも鮮やかに映る(3月30日)

今年(2025年)7月12日(土)から営業を再開する「綱島公園プール(25m)」。新たに塗り替えられた水色のプールが目にも鮮やかに映る(3月30日)

1988(昭和63)年にメインプール(25メートルプール)と幼児向けの子ども用プールが現在の場所に設けられた綱島公園プールは、夏場(7月~9月)以外の期間、メインプールの「テニスコート」への転換利用を行っていましたが、水面に“フタ”をするための可動式の床に大規模な不具合が発生。

主に幼児向けとして使われている子ども用プールには不具合は見つからなかったものの、メインプールが使えないことにより、併せ2023年から休業としてきました。

アルバイト募集では「綱島をもっと盛り上げたい方」と掲げる指定管理者の飛田さん。「リニューアルオープンのプールで綱島の夏を一緒に盛り上げませんか」との募集記事も現地に掲出していた(3月30日)

アルバイト募集では「綱島をもっと盛り上げたい方」と掲げる指定管理者の飛田さん。「リニューアルオープンのプールで綱島の夏を一緒に盛り上げませんか」との募集記事も現地に掲出していた(3月30日)

プールの内側の壁を塗り直すといったリニューアルも行っています」と、同プールの指定管理者として再開の準備を進める株式会社オーエンス(本社:東京都中央区)スポーツ事業部の飛田敏男さん

目にも鮮やかな「水色」に生まれ変わったプールを「ぜひ利用してもらえたら」と、新型コロナ禍の最中だった2022年以来となる、綱島の「夏の風物詩」の復活を喜びます。

現地に掲示された「綱島公園プールリニューアルオープン決定」の記事。再開前と同じ料金であることが案内されていた(3月30日)

現地に掲示された「綱島公園プールリニューアルオープン決定」の記事。再開前と同じ料金であることが案内されていた(3月30日)

営業再開については3月末から現地に掲出しているとのことで、「色々なオープニングイベントも企画中です。続報を楽しみにしてもらえたら」と、飛田さんは、“万全な準備”を行った上でのプール再開に向けた業務を行っていく考えです。

同プールを管轄する横浜市みどり環境局北部公園緑地事務所(旭区大池町)によると、プールの再開や存続を求める声が多く寄せられていたことから、プールの復活を決定。シーズンオフのテニスコート場は廃止されています。

「綱島公園」を彩る桜も、プールの再開を祝福しているかのようだった(3月30日)

「綱島公園」を彩る桜も、プールの再開を祝福しているかのようだった(3月30日)

プール再開後の利用金額は、営業休止前と同じ金額になると現地に掲示されており、新型コロナ禍で制限があった2022年以来のプールの再開を待ちわびる多くの人々の利用でにぎわうことになりそうです。

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<綱島公園プールは存続>テニスコート転換床を撤去、2025年夏に営業再開へ(2024年6月10日)※休業と営業再開を伝える記事

綱島公園プールに大規模な「設備不具合」発生、2023年夏の営業を断念(2023年7月4日)※大倉山で育った1954(昭和29)年生まれの建築家・隈(くま)研吾さんによる「移設前」時代の思い出も

隈研吾さんが「港北地域学」で講演、古里と建築のつながりを語る(2022年9月12日)※幼少期は「綱島のプール」へ頻繁に行っていたとのトークを展開

【参考リンク】

綱島公園プール公式ページ ※現時点で昨年までの情報を掲載


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