新スポンサーも支援で「桃のライトアップ」が継続、工事続く“新綱島駅”至近で | 横浜日吉新聞

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新しいスポンサーの支援で、桃畑のライトアップが今年も楽しめます。

綱島東1丁目の東急新横浜線「新綱島駅」に隣接した古民家・池谷(いけのや)家住宅前の池谷桃園(とうえん)(綱島東1)では、先月(2025年)3月17日(月)に「桃」が開花。

新綱島駅(綱島東1)の隣接地で開催中「池谷桃園ぼんぼりライトアップ」のポスター。桃畑周辺に掲出されている(3月28日)

新綱島駅(綱島東1)の隣接地で開催中「池谷桃園ぼんぼりライトアップ」のポスター。桃畑周辺に掲出されている(3月28日)

7、8分咲きとなった3月27日以降、約1週間から10日程度を想定し、「池谷桃園ぼんぼりライトアップ」を実施しています。

池谷家は昨年(2024年)1月に「横浜市認定歴史的建造物」として認定されたほか、11月15日付けで「住宅主屋(おもや)」が市内で3例目となる「特定景観形成歴史的建造物」にも指定されています。

今年(2025年)5月に着工予定の「池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト」新築棟の施工・工事を担当する住友林業株式会社(東京都千代田区)が照明器具を提供している(3月28日、池谷桃園提供)

今年(2025年)5月に着工予定の「池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト」新築棟の施工・工事を担当する住友林業株式会社(東京都千代田区)が照明器具を提供している(3月28日、池谷桃園提供)

鉄道関連や市による区画整理事業や道路工事の終了に伴い、スポンサーが撤退。「わが家の手持ちの照明器具で対応しようと思いましたが、幸い、新たなご支援をいただくことができました」と、第16代当主の池谷道義さん

今年(2025年)5月に着工予定の「池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト」新築棟の施工・工事を担当する住友林業株式会社(東京都千代田区)の協賛が決まり、照明器具を借りることができたとのこと。

今年は昨年(2024年)より3日早い3月17日の開花となった(3月28日、池谷桃園提供)

今年は昨年(2024年)より3日早い3月17日の開花となった(3月28日、池谷桃園提供)

桃畑の外周からの鑑賞が可能。雨天でも実施されている(3月28日、池谷桃園提供)

桃畑の外周からの鑑賞が可能。雨天でも実施されている(3月28日、池谷桃園提供)

プロジェクトに先立ち、現在、住宅主屋の改修工事が行われており、桃畑と古民家の姿を同時にファインダーに収めやすくなっています。

ライトアップは雨天でも実施しており、時間は日没から22時頃まで。桃畑の周辺からの鑑賞が可能(立ち入りは不可)です。

池谷家住宅「主屋」の改修工事中のため、主屋の間で遮(さえぎ)るものが少なくなっており、桃畑と一緒にカメラのファインダーに収めやすくなっている(3月30日)

池谷家住宅「主屋」の改修工事中のため、主屋の間で遮(さえぎ)るものが少なくなっており、桃畑と一緒にカメラのファインダーに収めやすくなっている(3月30日)

変わりゆく新綱島駅周辺の景色や景観を楽しみながら、また、春の夜に輝く「桃園」周辺散策をぶらり楽しみたいものです。

【関連記事】

県内の「地元ビール」集結、3月29日(中止)・30日に綱島駅と新綱島で初の同時イベント(2025年3月26日)※すでにライトアップを実施。農作物販売と古物市出店に予想を超える来客があり「ご来場に感謝したい」(池谷さん)とのこと

・【前年記事】綱島の歴史伝える「桃の花」が見ごろに、ライトアップで“新綱島”を盛り上げる(2024年4月1日)

<新綱島駅>バス乗場の横に「商業施設」、木造2階建て20テナント規模(2024年12月9日)

<新綱島駅前>古民家「池谷家住宅」の維持・活用へ市が指定、店舗改修を想定(2024年11月21日)

【参考リンク】

池谷桃園の公式X(旧ツイッター)※イベント告知や桃の開花状況など


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