新しいスポンサーの支援で、桃畑のライトアップが今年も楽しめます。
綱島東1丁目の東急新横浜線「新綱島駅」に隣接した古民家・池谷(いけのや)家住宅前の池谷桃園(とうえん)(綱島東1)では、先月(2025年)3月17日(月)に「桃」が開花。
7、8分咲きとなった3月27日以降、約1週間から10日程度を想定し、「池谷桃園ぼんぼりライトアップ」を実施しています。
池谷家は昨年(2024年)1月に「横浜市認定歴史的建造物」として認定されたほか、11月15日付けで「住宅主屋(おもや)」が市内で3例目となる「特定景観形成歴史的建造物」にも指定されています。
鉄道関連や市による区画整理事業や道路工事の終了に伴い、スポンサーが撤退。「わが家の手持ちの照明器具で対応しようと思いましたが、幸い、新たなご支援をいただくことができました」と、第16代当主の池谷道義さん。
今年(2025年)5月に着工予定の「池谷家古民家周辺不動産活用プロジェクト」新築棟の施工・工事を担当する住友林業株式会社(東京都千代田区)の協賛が決まり、照明器具を借りることができたとのこと。
プロジェクトに先立ち、現在、住宅主屋の改修工事が行われており、桃畑と古民家の姿を同時にファインダーに収めやすくなっています。
ライトアップは雨天でも実施しており、時間は日没から22時頃まで。桃畑の周辺からの鑑賞が可能(立ち入りは不可)です。
変わりゆく新綱島駅周辺の景色や景観を楽しみながら、また、春の夜に輝く「桃園」周辺散策をぶらり楽しみたいものです。
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・【前年記事】綱島の歴史伝える「桃の花」が見ごろに、ライトアップで“新綱島”を盛り上げる(2024年4月1日)
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・<新綱島駅前>古民家「池谷家住宅」の維持・活用へ市が指定、店舗改修を想定(2024年11月21日)
【参考リンク】
・池谷桃園の公式X(旧ツイッター)※イベント告知や桃の開花状況など