自宅避難に備えていますか、日吉地区センターで防災用品に触れる体験イベント | 横浜日吉新聞

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日吉地区でも「地域ぐるみ」で災害対策に取り組む動きが活発化しています。

日吉地区で活動を行う「日吉地区家庭防災員連絡会」は、あす(2025)年3月8日(土)13時から14時30分まで(最終受付14時15分)、「自宅避難の時に役立つ~出来ることやってみよう」日吉地区センター本館「レクホール」(日吉本町1)で開催します。

昨年(2024年)はアウトドア防災ガイドのあんどうりすさんを招いての講演会を開催。約80人が来場する盛況ぶりだった(日吉地区連合町内会提供)

昨年(2024年)はアウトドア防災ガイドのあんどうりすさんを招いての講演会を開催。約80人が来場する盛況ぶりだった(日吉地区連合町内会提供)

「家庭防災員」は、横浜市内で1968(昭和43)年に定められた毎月15日の「市民防災の日」をきっかけとした地域の防火・防災のための活動から誕生。

一昨年前(2023年)からは、これまで行われてきた自治会・町内会からの推薦に加え、個人であっても希望すれば受講できる制度に生まれ変わっています。

講演会スタイルの前年(2024年)とは異なり、今回は展示を実際に見て触れて体験する方法でのイベントとして準備しているという(同)

講演会スタイルの前年(2024年)とは異なり、今回は展示を実際に見て触れて体験する方法でのイベントとして準備しているという(同)

日吉地区では現在約10人が活動を行っているといい、「昨年(2024年)は、アウトドア防災ガイドのあんどうりすさんを招いての講演会に、約80人が来場し、防災への意識を高めることができました」と、同連絡会の細谷美幸さん

今年は、「自宅避難(在宅避難)が大きくクローズアップされていますが、その際、必ず困るであろうトイレや、アルミのポンチョといった防災用品を実際に見て、触れられるイベントとして行います」と、今回の企画に至った経緯を説明します。

自宅(在宅)避難で欠かせない「携帯トイレ」についても展示予定(同)

自宅(在宅)避難で欠かせない「携帯トイレ」についても展示予定(同)

当日は、トイレ土嚢(どのう)袋、水嚢(すいのう)袋やポンチョ、災害時に持ち出すリュックや自宅から出る際にチェックすることなどを学べる5つのコーナーを設置。

5カ所のコーナーにはそれぞれスタンプを設置し、「全てのコーナーでスタンプを集めた方には個数限定での“ちょっとした”プレゼントも用意しています」と、当日の来場を呼び掛けます。

実際に使用してみたらどうなるのか?「試す」ことで備えの大切さへの理解が深まるシーンも(同)

実際に使用してみたらどうなるのか?「試す」ことで備えの大切さへの理解が深まるシーンも(同)

参加費は無料、事前予約不要。室内履き履物を入れる袋の用意が必要とのことです。

「まずは出来ることから、と企画を行いました。ご不明なことがあれば、各地区の家庭防災員にお尋ねください」と、日頃からの災害への備えを行っていくにあたり、地域における家庭防災員の役割や存在感をこれまで以上に高めていきたい考えです。

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【参考リンク】

防災講演会 日吉地区家庭防災員連絡会(日吉地区連合町内会)※前年開催時のレポート記事

交通アクセス(日吉地区センター)


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