誰一人取り残さない運動環境を、3月15日に日吉で「慶應スポーツSDGsシンポ」 | 横浜日吉新聞

横浜日吉新聞

誰もが地域でスポーツを楽しめる社会へ――。

慶應義塾大学とスポーツ医学研究センター・大学院健康マネジメント研究科などは、来週(2025年)3月15日(土)に「KEIO SPORTS SDGs(慶應スポーツSDGs=エスディージーズ)シンポジウム2025~スポーツが創る、持続可能な社会へ」を日吉キャンパス内の独立館で開きます。

3月15日(土)に日吉キャンパス内で開かれる「KEIO SPORTS SDGs(慶應スポーツSDGs=エスディージーズ)シンポジウム2025~スポーツが創る、持続可能な社会へ」の案内チラシ(主催者提供)

慶應スポーツSDGsは、スポーツ医学研究センターや大学院健康マネジメント研究科、大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)、体育研究所、大学院政策・メディア研究科、医学部スポーツ医学総合センター、グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)などの研究者らによる横断型プロジェクトで、「スポーツの力を活用し、SDGsの達成に貢献する」との目標を掲げて2020年度から活動してきました。

スポーツとSDGsをテーマに毎年行っている大型の公開シンポジウムは5回目を迎え、今回は「地域」や「インクルーシブ」をテーマとし6氏が登壇し、1氏がオンラインでの特別講演を行います。

スポーツ医学研究センター・健康マネジメント研究科の小熊祐子教授による活動報告をはじめ、大学院政策・メディア研究科の蟹江憲史教授は「スポーツとSDGのその先へ」とのテーマで特別講演を担当。

5回目を迎える今回のシンポジウムでは「スポーツが創る、持続可能な社会へ」を共通テーマに6氏が登壇し、1氏がオンラインで特別講演を実施(案内チラシより)

一つ目のセッションは「自然と身体を動かしたくなる地域づくり~誰一人取り残さない環境」をテーマに筑波大学体育系の辻大士助教と、慶應大の名誉教授で一般財団法人住宅・建築SDGs推進センター伊香賀俊治理事長が登壇します。

二つ目は「インクルーシブスポーツ~誰一人取り残さないスポーツ」と題したセッションとなり、筑波技術大学・障害者高等教育研究支援センターの中島幸則教授と、日本陸上競技連盟・医事委員会トレーナー部運営部員で大学院健康マネジメント研究科に所属する國田泰弘氏がデフリンピックやパラリンピアンなどの話題を報告する予定です。

このほかオンライン特別講演として、シドニー大学エイドリアン・バウマン(Adrian Bauman)名誉教授(公衆衛生学)が「オリンピックレガシーとともに考えるホールシステムアプローチ」をテーマに語ります。

シンポジウムは3月15日(土)の13時から17時まで、日吉キャンパス内の独立館(綱島街道側にある建物)のDB203教室で行われ、定員は200人

参加にはイベント予約サービス「Peatix(ピーティックス)」での事前申込(無料)が必要です。また、当日の現地聴講が難しい場合は事後の映像アーカイブ配信を申し込むことも可能です。

【参考リンク】

・【参加申込】2025年3月15日(土)「第5回 KEIO SPORTS SDGs シンポジウム2025」(Peatix=ピーティックス、現地聴講かアーカイブ配信を選択できる)

KEIO SPORTS SDGs(慶應スポーツSDGs)の公式サイト(慶應義塾のスポーツ・運動・身体活動を担う専門部門と関連部門の横断型プラットフォーム)


カテゴリ別記事一覧