2025年3月で「目黒駅」が開業140年、駅からハイキングや展示など企画 | 横浜日吉新聞

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目黒駅が開業から140年を迎えます。

JR東日本は目黒駅(品川区上大崎)が1885(明治18)年3月16日の開業からまもなく140年を迎えることから、今月(2025年)2月28日(土)から4月2日(水)まで各種イベントを企画しました。

目黒駅キャラクター「目黒駅鳥『ごんのすけ』」などを用いた140周年ロゴも設けられている(JR東日本のニュースリリースより)

鉄道が国有化される前の民間事業者「日本鉄道」の時代に誕生した目黒駅は、1906(明治39)年に国有化され、1923(大正12)年に東急の前身となる「目黒蒲田電鉄」の駅も誕生。国鉄(現JR)と東急の接続駅となります。

2000(平成12)年には東急目黒線と営団地下鉄(現東京メトロ)南北線都営三田線の相互乗り入れが始まり、山手線に加え、地下鉄と東急を合わせ4路線が交わるターミナルとなりました。

4つの鉄道会社のマークが並ぶ目黒駅のJR東急目黒ビル側出入口(資料写真、2023年)

日吉や新綱島など東急沿線の住民にもおなじみの目黒駅は、“目黒”という名ながら品川区に位置し、目黒区や港区、渋谷区も近いという環境にあります。

そんな駅周辺を知ることができるJR東日本の「駅からハイキング&ウォーキングイベント」が2月28日から始まり、東京都庭園美術館(港区白金台)、恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区恵比寿ほか)、めぐろ歴史資料館(目黒区中目黒)など目黒駅から4区を歩くコースが3月9日(日)まで設定されました。

駅名は「目黒」だが品川区にある目黒駅、目黒区や港区、渋谷区も近い(資料写真、2023年)

また、開業日の3月16日(日)には東京都庭園美術館で「駅開業140周年 庭美×JR目黒駅 ミニ山手線イベント」が企画されているほか、駅での記念商品の販売などが4月2日(水)まで予定。

目黒駅中央改札口外催事スペース横ショーウインドウでは、東急電鉄による「目黒駅および目黒の街の歴史写真の掲示」が3月中に行われます。JR山手線と東急目黒線を乗り換える際、各種イベントや展示を楽しんでみてはいかがでしょうか。

【参考リンク】

目黒駅は3月16日、開業140周年を迎えます!目黒駅開業140周年記念イベントのご紹介(各種イベントの詳細、JRE MALL Media)

2025年2月28日(金)~3月9日(日)「目黒駅開業140周年記念 目黒川がつなぐ歴史・文化の街を歩く」(JR東日本「駅からハイキング」)

2025年3月16日(日)「東京都庭園美術館×JR目黒駅 ミニ山手線イベント 美術館を走る列車にのろう」(東京都庭園美術館)


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