次世代に“桜の風景”を残したい、晴天の綱島西6丁目「さくら公園」で記念植樹 | 横浜日吉新聞

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次世代に“桜の風景”を残したいとの想いで記念植樹が行われました。

横浜市港北土木事務所(大倉山7)は、綱島街道やアピタテラス横浜綱島にも近い「綱島西六丁目公園」(綱島西6)で、先週(2025年)1月31日(金)午前、3本の桜の記念植樹を実施。

「綱島西六丁目公園」(通称:さくら公園)での1本目の桜(ソメイヨシノ)の植樹での「土かぶせ」の様子(1月31日)

「綱島西六丁目公園」(通称:さくら公園)での1本目の桜(ソメイヨシノ)の植樹での「土かぶせ」の様子(1月31日)

港北区区政推進課(大豆戸町)が担当する「GREEN×EXPO2027(グリーンエキスポ)」(国際園芸博覧会)開催777日前を記念し、機運醸成の取り組みの一環として、地域の関係者を招いての記念セレモニーとしての植樹を行いました。

この日は、「綱島西六丁目公園愛護会」会長で綱島東町自治会鏡味(かがみ)泰文さん、隣接する北綱島自治会会長の吉田浩之さん綱島西広町自治会会長の増渕英行さん、そして横浜市会議員酒井誠さん(自民党)の4人が来賓として出席。

日頃からの公園の手入れに感謝の言葉を述べる港北土木事務所の澤木勉所長(右)。担当の本田昌幸さん(左)、湯元宏二さんと

日頃からの公園の手入れに感謝の言葉を述べる港北土木事務所の 澤木勉所長(右)。担当の本田昌幸さん(左)、湯元宏二さんと

前回(2023年)植樹した桜が順調に生育していることを本田さんが報告していた

前回(2023年)植樹した桜が順調に生育していることを本田さんが報告していた

通称「さくら公園」と呼ばれるこの公園全体を囲うように植えられた桜・ソメイヨシノの老齢化が問題化した際に、「やはり“次世代に『さくら公園』らしい風景を残していく”ためにも、桜の木を植えたい、ということになりました」と吉田さん。

相談を受け、市に掛け合ったというと酒井さんも、すでに2023年に行った1本の植樹に続き、今回も新たに3本植えることができたことを笑顔で喜びます。

市会議員・酒井誠さん(左から2人目)の橋渡しで今回の記念植樹が実現。3本目のソメイヨシノの植樹の最後に「水極め(みずぎめ)」を行った

市会議員・酒井誠さん(左から2人目)の橋渡しで今回の記念植樹が実現。3本目のソメイヨシノの植樹の最後に「水極め(みずぎめ)」を行った

港北区区政推進課の笠原友企画調整係長(左)や植樹を担当した田口園芸株式会社(鶴見区北寺尾)の担当者、公園愛護会を長く支えてきた港北土木事務所の今井和子コーディネーター(左から4人目)も加わり記念撮影

港北区区政推進課の笠原友企画調整係長(左)や植樹を担当した田口園芸株式会社(鶴見区北寺尾)の担当者、公園愛護会を長く支えてきた港北土木事務所の今井和子コーディネーター(左から4人目)も加わり記念撮影

鏡味さんは、「(2023年に)先行して植えた桜の木は、昨年(2024年)にすでに花を付けていました」と語り、同愛護会に所属するメンバーと手入れや清掃活動を行う日々の中、ソメイヨシノが花開く感動を来園する多くの人々に伝える喜びをかみしめるかの表情を浮かべていました。

今回は、2027年3月から9月まで、旧上瀬谷通信施設(旭区・瀬谷区)で開催予定の「GREEN×EXPO2027」を盛り上げるための試みとしての実施にもなりましたが、地元住民と市政、行政日頃の地域活動の一環としての“将来への夢”を花開かせた事例として語り継がれていくことになりそうです。

【関連記事】

・【告知記事】綱島西6丁目「さくら公園」で桜の木をリニューアル、“777日前”記念植樹も(2025年1月30日)

【参考リンク】

公園愛護会(横浜市みどり環境局)※2024年度の「横浜市公園愛護会表彰」(個人)で鏡味さんは表彰された

港北公園愛護会ニュース「パルケ」第57号(PDFファイル)※綱島西六丁目公園の桜の植樹について(2023年4月、横浜市港北土木事務所)

綱島東町自治会公式サイト ※綱島東2~4丁目が主なエリアだが、綱島西6丁目や綱島台も一部加入している

綱島西広町自治会のページ(綱島地区連合自治会)※綱島西6丁目の長福寺幼稚園に近い一帯をエリアとする

北綱島自治会のページ(同)※綱島西6丁目の北綱島交差点に近い一帯をエリアとする


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