<神奈川県警>3月24日から「マイナ免許証」を開始、オンライン講習も対応 | 横浜日吉新聞

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神奈川県でも「マイナ免許証」が再来月(2025年)3月24日(月)から始まるのにあわせ、神奈川県警が案内ページを公開しています。

神奈川県警の公式サイト内でも「マイナ免許証」に関する詳細ページが公開された

マイナ免許証は「マイナンバーカード」のICチップ部分に運転免許証の情報を記録し、マイナンバーカードを運転免許証としても使えるようにするもので、マイナ免許証に変えるには神奈川県警察運転免許センター(二俣川駅北口から徒歩約15分またはバス5分)や港北警察署(新横浜駅7番出口から徒歩約12分)などで手続きが必要です。

3月24日からの「マイナ免許証」の開始を知らせるポスター(警察庁の案内ページより)

マイナ免許証が始まる3月24日以降については、

  1. 運転免許証のみを持つ(現状通り)
  2. マイナ免許証のみを持つ(従来の運転免許証から移行)
  3. 運転免許証とマイナ免許証を両方を持つ

という3通りから運転免許証が選べるようになります。

マイナ免許証のみを保有する形にすると、区の窓口でマイナンバーカードの住所などを変更すると、免許証の情報も同時に変更されるため、警察署か運転免許センターへの届出が不要になる点は一つのメリット。

また、マイナ免許証のみ、または“2枚持ち”の手続きを完了し、免許更新時の講習区分が「優良」と「一般」の場合、更新時の講習がオンラインで受講できるようになります。

ただし、講習をオンラインで受講しても、その後に警察署か免許センターで視力などの適性検査を受けて更新手続きを行う必要があるとのこと。

「マイナ免許証」では幾つかのメリットがあるとされている(警察庁の案内ページより)

マイナ免許証とオンライン講習の開始により、免許更新時の手数料が複雑になり、たとえばマイナ免許証のみを希望し、オンライン講習を受講した場合は2300円と従来より安くなります。

これまでと同じ運転免許証を希望し、対面講習を受ける場合は優良運転者が3350円一般運転者は3650円で、“2枚持ち”を希望する場合は優良3450円、一般3750円になるとのことです。

なお、神奈川県内の警察署で4月1日以降に手数料などを支払う際は、クレジットカードや電子マネーでのキャッシュレス決済での対応となり、従来の収入証紙の取り扱いを終える予定となりました。

)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です

【参考リンク】

神奈川県警「マイナ免許証について」(2025年3月24日から受付開始)

神奈川県警「運転免許証の更新手続について(運転免許センターで更新する場合)」(2025年3月24日以降の対応)

神奈川県警「運転免許証の更新手続について」(2025年3月24日以降に港北警察署など警察署で更新する場合)

神奈川県警「オンライン更新時講習について」(2025年3月24日以降、免許証とマイナンバーカードの一体化手続が完了している場合などに限る)


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