日吉や綱島に「猿」が出没、前日には“片腕の猿”が高津区・中原区で目撃 | 横浜日吉新聞

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きのう(2025年)1月8日(水)、日吉の各所と綱島の一部で猿(サル)の目撃情報が相次ぎ、横浜市みどり環境局では注意するよう呼びかけ、港北警察署ではパトカーを使って周辺エリアでの注意喚起のアナウンスを行いました。

市や神奈川県警、目撃者の情報を総合すると、1月8日の8時30分過ぎに日吉1丁目の「常盤台」バス停付近の斜面で目撃され、日吉本町2丁目箕輪町3丁目綱島西綱島東などにも移動したとみられており、鶴見区駒岡付近でもその姿が確認されています。

1月8日8時30分過ぎ日吉1丁目の「常盤台」バス停近くの斜面で目撃された猿(常盤会自治会会員提供・ホームページより)

前日の1月7日には川崎市高津区中原区に出没しており、昼12時過ぎに高津区宇奈根(多摩川を挟んで対岸は東京都世田谷区)で目撃されたのを皮切りに、南武線・武蔵新城駅に近い中原区上小田中1丁目付近まで、高津と中原の2区合わせて少なくとも6カ所で目撃されていました。

2区内で目撃されたのは左手が欠損している猿だったといいます。

いわゆる“片腕の猿”をめぐっては、日本テレビの報道によると昨年(2024年)4月29日福島県で目撃されており、8月に栃木県、9月に茨城県、10月には千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県の順で発見されていました。

常盤台バス停近くの斜面で雑草をあさっていた際は右腕を使い、左腕が欠損しているようにも見える(常盤会自治会会員提供・ホームページより)

きのう日吉などで目撃された猿が同じかどうかは分からず、目撃者が撮影し、地元の「常盤会自治会」(日吉1丁目と下田町2丁目の一部を対象とした自治会)が公開した動画からは、左腕が欠損しているように見えるものの、はっきりとは確認ができませんでした。

市みどり環境局では、各区の総務担当や学校・子育て担当部署にも猿が現れたとの情報を共有したといい、猿を刺激すると攻撃的になって向かってくることがあるため、追いかけたり餌を与えたりしないようにと呼びかけています。

)この記事は複数の読者の方からの情報提供により記事化しました。ありがとうございます。

【参考リンク】

横浜市「【市内目撃情報あり】サルを見かけたら・・・」(みどり環境局)

常盤会自治会(日吉1丁目と下田町2丁目の一部)(※新サイト・トップページに「猿」目撃時の動画へのリンクあり)

川崎市「市街地におけるサルの目撃に関するお知らせ」(2025年1月7日に高津区・中原区内で目撃情報)


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