1083作品を代表しての入賞作品で、火災を防ぐための「想い」を地域内外に伝えます。
港北区内で防火活動を行う港北火災予防協会と港北消防団、港北消防署(大豆戸町)は、今年(2024年)6月から9月まで募集していた「防火ポスターコンクール」の表彰式を先月11月29日夕方に同署で行いました。
この日来場し表彰されたのは、最優秀賞となる「港北火災予防協会長賞」の横浜市立師岡小学校(師岡町)の本多さんや、「港北消防団長賞」に選ばれた高田小学校(高田町)の栗山さん、未就学児の岩田さんと山崎さん、「港北消防署長賞」の城郷小学校に通う竹本さん、新田小学校(新吉田町)の中里さん、未就学児の萩原さん、スノさんの8人。
賞状や、イラスト部門については作品の絵が埋め込まれた表彰楯などを受け取り、同席した保護者や消防署員らとその感動を分かち合いました。
すでに最優秀賞の作品は、区内各所にポスターやチラシとして採用され3000枚印刷。
また、同署や自治会・町内会の掲示板への掲出用として地域での配布もすでに行われているほか、毎年5000枚製作されているという受賞作品入りのクリアケースにも入賞作品が掲載される予定です。
11月28日現在で、横浜市内の火災件数は592件(対前年マイナス71件)、港北区内は65件(同マイナス2件)となっており、区内ではたばこ、こんろ、放火、電気機器、ストーブ(同署)の順で火災の原因になっているとのこと。
港北火災予防協会の加入事業所数については、250カ所と、対前年で13カ所増加。年会費は1口1500円、最低5口7500円以上とのことです。
防火ポスターコンクールへの応募による、一人ひとりの火災予防への意識を高めていくこと、また学校などの教育機関や学童保育、幼稚園や保育園といった「子どもたちの居場所」ぐるみでの参加により、より幅広い世代への防火・防災の呼び掛けを行っていくことで、火災件数を1件でも減らすことにつながることが望まれます。
(※)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です
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【参考リンク】
・第5回防火ポスターコンクールの表彰式を実施しました!(港北消防署総務・予防課)