最新のスポーツ医学やフェンシング日本代表躍進の秘密に迫る市民向け公開講座が慶應日吉で開かれます。
慶應義塾大学スポーツ医学研究センター(日吉4)は、来月(2024年)12月8日(日)13時から15時30分まで(12時30分受付開始)、「スポーツ医学で進化するアスリート支援〜フェンシング日本躍進の秘密」を日吉キャンパス来往舎大会議室(2階)で開きます。
地域住民を対象に企画開催されるもので、今回の企画は最新のスポーツ医学に関する講演と特別講演の“二本立て”で構成されています。
前半の第1部は「最新スポーツ医学」がテーマとなっており、同センターの橋本健史教授による「足関節捻挫(ねんざ)のすべて」講演からスタートします。
石田浩之教授による「スポーツにおけるジェンダー」では、ジェンダー平等の理念のもとで行われたパリ五輪で見えてきた、スポーツにおけるジェンダー問題への課題を解説する予定です。
また、真鍋知宏准教授による「2025年世界陸上開催にむけて」講演では、来年、国立競技場(東京都新宿区)で開催される予定の「2025年世界陸上競技選手権大会」に向けての取り組みなど、アスリートの競技パフォーマンス向上に寄与する最先端の取り組みを紹介するとのことです。
後半の第2部では、2012(平成24)年のロンドンオリンピックでフェンシングフルーレ団体銀メダルを獲得、現在パラフェンシング日本代表の監督を務める千田健太さんを招き「フェンシング日本躍進の秘密~いかにしてフェンシング日本は強くなったか」講演を行います。
今年のパリオリンピックで大躍進を遂げ話題となった日本代表フェンシングチームの近年の成功の要因について分析し、科学的アプローチや新たな育成手法の導入がどのように成果を生み出しているのかを紹介するとのことです。
「医療関係者やスポーツ関係者にとっても有益な内容となっておりますので、ぜひご参加ください」(慶應義塾広報)と、多くの来場を呼び掛けています。
なお、参加希望の場合はインターネットの申し込みフォームでのエントリーが必要(先着順、残席あれば当日受付)ですが、「まだ充分お席に余裕があります。奮ってご参加ください」(11月28日17時現在、主催者)とのことです。
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【参考リンク】
・2024年公開講座「スポーツ医学で進化するアスリート支援〜フェンシング日本躍進の秘密」(慶應義塾大学スポーツ医学研究センター)※「申し込みフォーム」へのリンクも
・慶應日吉キャンパス「来往舎」の場所(Googleマップ)
・慶應義塾から世界へ-パリ2024オリンピックのメダリストたち(慶應義塾)