臨場感あふれる動画「いざ、小机城へ」を公開、地形や発掘成果も凝縮 | 横浜日吉新聞

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小机城の地形を明らかにするとともに、発掘成果も凝縮した映像に仕上がっています。

横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センター(栄区野七里)はこのほど「いざ、小机城へ~発掘された調査地をたどる」と題した17分30秒ほどの独自動画を制作し、共有サイトYouTube(ユーチューブ)で公開しました。

横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センターが公開した「いざ、小机城へ~発掘された調査地をたどる」は17分30秒ほどの動画

この動画は2021年と2023年の2回にわたって行われた小机城址での発掘調査の結果を紹介するとともに、小机駅から城址へのアクセスルートを実際に歩いてナビゲートするなど、観光案内的な要素も盛り込まれています。

今回の発掘調査を通じて制作された地形図を使って、小机城址の高低も含めどの位置にいるのかを一目で分かるようになっている点も、今までになかった映像といえます。

駅から実際に歩いているような感覚になれる(動画「いざ、小机城へ」より)

発掘が行われた場所では、当時の写真を盛り込むとともに、発掘から得られた成果や出土物が報告されていました。

また、株式会社コーエーテクモゲームス(西区みなとみらい)が戦国ウォークゲーム「信長の野望 出陣」の楽曲を提供し、全編にわたって、実際に城へ向かう臨場感を醸し出しているのも特徴です。

過去2回の発掘場所とその成果も盛り込まれている(動画「いざ、小机城へ」より)

現在、港北図書館では「横浜の遺跡展『発掘された小机城』」(同埋蔵文化財センター主催)を11月29日(金)まで開催しており、12月1日(日)から来年(2025年)1月31日(金)までは城郷小机地区センター(小机駅すぐ)でも開かれます。

今回公開された映像を視聴したうえで遺跡展を見学すると、より理解が深まるはずです。

)YouTubeが動画途中で挿入する広告を回避できる可能性があるため、動画「いざ、小机城へ~発掘された調査地をたどる」を以下に埋め込みました。YouTube上だけでなく、こちらでも閲覧できます

)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です

【関連記事】

発掘から見えた「小机城」の姿、11月中に港北図書館で出土遺物とパネル展示(2024年11月1日、12月以降は城郷小机地区センターで開催)

【参考リンク】

動画「いざ、小机城へ~発掘された調査地をたどる」(YouTube、約17分30秒、横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センター、※YouTubeによる広告が映像途中で挿入されることがある)

2024年11月1日(金)~2025年1月31日(金)「令和6年度 横浜の遺跡展『発掘された小机城』及び関連催し物のお知らせ」(横浜市ふるさと歴史財団・埋蔵文化財センター)


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