山形県米沢市が初の「ミニ上杉まつり」、コーエーも参戦し日吉・綱島で2日間 | 横浜日吉新聞

横浜日吉新聞

プラウドシティアピタテラス「山形県米沢市」が初登場。日吉ゆかりのコーエーテクモも“参戦”し、初のイベント開催を盛り上げます。

山形県米沢市(近藤洋介市長)と一般社団法人米沢観光コンベンション協会は、今週末(2024年)11月23日(土)24日(日)の2日間、「ミニ上杉まつりin日吉」を初めて開催します。

今週末(2024年)11月23日(土)と24日(日)の2日間開催される「ミニ上杉まつりin日吉」の案内ポスター。「ミニ上杉まつり」自体が初の開催になるという(主催者提供)

今週末(2024年)11月23日(土)と24日(日)の2日間開催される「ミニ上杉まつりin日吉」の案内ポスター。「ミニ上杉まつり」自体が初の開催になるという(主催者提供)

23日(土)プラウドシティ日吉中央広場(箕輪町2)で10時から16時まで(物販は12時から開始予定)、翌24日(日)は10時から15時まで、アピタテラス横浜綱島の特設会場(綱島東4、芝生広場と綱島街道側の1階イベントスペース)にて実施します(一部イベントを除き少雨決行)。

昨年(2023年)から新たに米沢市でスタートした移住促進プロジェクトの一環として“交流人口”の拡大を目的に初めて企画されたもので、箕輪町の大型再開発エリア・プラウドシティ日吉で地域まちづくりを行う一般社団法人ACTO日吉(箕輪町2)とのつながりをきっかけに、同地での開催が決定したといいます。

出店ブースと「マメ米沢」案内。「米沢ゆかりの戦国武将がおいしいとたのしいを引き連れて日吉に攻め入る、盛りだくさんな2日間」として行われる予定(同)

出店ブースと「マメ米沢」案内。「米沢ゆかりの戦国武将がおいしいとたのしいを引き連れて日吉に攻め入る、盛りだくさんな2日間」として行われる予定(同)

「プラウドシティ日吉」を手掛けた野村不動産株式会社が、近隣のTsunashimaサスティナブル・スマートタウン(綱島SST、綱島東4)の一員であることから、同じく会員で同タウン内のアピタテラスでも開催されることになったとのこと。

毎年4月29日から5月3日まで、一大イベントとして行われている「米沢上杉まつり」の“ミニ版”との位置付けで今回のイベントは企画されています。

アニメ映画「好きでも嫌いなあまのじゃく」は横浜で行われた観光物産市でも公開をアピールしたという(プラットヨネザワ株式会社によるニュースリリース=PRタイムス・好きあま@米沢応援隊=運営:米沢アニメツーリズム誘客推進協議会)

アニメ映画「好きでも嫌いなあまのじゃく」は横浜で行われた観光物産市でも公開をアピールしたという(プラットヨネザワ株式会社によるニュースリリース=PRタイムス・好きあま@米沢応援隊=運営:米沢アニメツーリズム誘客推進協議会)

まずは開催初日の23日(土)10時から11時45分頃まで(9時30分より受付)、今年5月に封切りされた米沢を舞台としたアニメ映画「好きでも嫌いなあまのじゃく」を、同再開発エリア内の箕輪小学校アリーナ(箕輪町2)を借りて上映します(無料・要事前予約)。

「聖地巡礼として、米沢を旅してもらうきっかけとなれば」と、米沢市地域振興課の担当者は多くの映画鑑賞、また米沢への来訪を呼び掛けます。

毎年2月開催される「上杉雪灯篭まつり」の光景を一般社団法人米沢観光コンベンション協会サイトのトップページで紹介している

毎年2月開催される「上杉雪灯篭まつり」の光景を一般社団法人米沢観光コンベンション協会サイトのトップページで紹介している

12時からは、米沢市の観光物産館「上杉城史苑」による特産品販売や、山形の規格外果物をふんだんに使用したというジャムや生はちみつ「無添加のフルーツハニーsanbika」(合同会社Circular Thanks=サーキュラーサンクス)、米沢織のストール「nitorito(ニトリト)」(株式会社nitorito)や米沢の伝統工芸品の笹野一刀彫「お鷹ぽっぽ」の実演販売や絵付け体験も予定されています。

また、来年冬に行われている「上杉雪灯篭(とうろう)まつり」で彩る予定の「竹あかり」で広場を彩るワークショップや、自然豊かな米沢産の木材を活用したという木製ブロック「もくロック」(株式会社ニューテックシンセイ)に触れるコーナーも設けられます。

「やまがた愛の武将隊」が演武で米沢の魅力を伝える(米沢市のニュースリリース)

「やまがた愛の武将隊」が演武で米沢の魅力を伝える(米沢市のニュースリリース)

さらに、甲冑を身に着けた米沢ゆかりの直江兼続(なおえかねつぐ)などの武将たちが登場する「やまがた愛の武将隊演武」を、23日12時から12時30分までと、24日10時から10時40分まで行い、勇壮な演武を行いながら米沢の魅力を伝えるとのこと。

参加型のチャンバラでの模擬合戦も、23日14時40分から15時40分までと、24日13時30分から14時40分まで開催する予定とのことです。

毎年4月29日から5月3日まで米沢市の一大イベントとして行われている「米沢上杉まつり」への来場も呼び掛ける予定(写真はイメージ、米沢市のニュースリリース)

毎年4月29日から5月3日まで米沢市の一大イベントとして行われている「米沢上杉まつり」への来場も呼び掛ける予定(写真はイメージ、米沢市のニュースリリース)

米沢市による「暮らしと旅の案内所」コーナーも(23日は12時から)設置し、「おすすめスポット米沢での暮らし方なども案内。地域おこし協力隊の募集も行います」(同担当者)と、移住や交流を促進するコーナーの設置もアピールしています。

日吉発祥「コーエーテクモ」もゲームで参戦

今回のイベントでは、地域でのつながりから、株式会社コーエーテクモゲームス(西区みなとみらい4)による歴史ゲーム「信長の野望」シリーズのスマートフォン(スマホ)向け位置情報ゲーム「信長の野望出陣」ブースも登場することになりました。

日吉発祥でグループの本社(持株会社)株式会社コーエーテクモホールディングスは、地元・箕輪町1丁目に拠点を置いていることもあり、「今回のイベントは、地元日吉・横浜、そして神奈川県を代表するゲーム会社ということで協力を行うことになりました」と広報担当者。

「信長の野望 出陣」オリジナルノートのイメージ(コーエーテクモゲームスのニュースリリース)

「信長の野望 出陣」オリジナルノートのイメージ(コーエーテクモゲームスのニュースリリース)

上杉謙信、上杉景勝や伊達政宗、直江兼続が描かれた「信長の野望 出陣」オリジナル缶バッジ(コーエーテクモゲームスのニュースリリース)

上杉謙信、上杉景勝や伊達政宗、直江兼続が描かれた「信長の野望 出陣」オリジナル缶バッジ(コーエーテクモゲームスのニュースリリース)

当日は、ゲームに登場する上杉軍ゆかりの武将たちと撮影ができるパネルを設置するほか、ゲームをスマホにダウンロードし、スタンプラリーに挑戦し、クリアできた人を対象にオリジナルグッズを配布、今回のイベントをきっかけに特別に制作したという、「上杉まつり」にちなんだノートや缶バッジなどを数量限定でプレゼントする予定です。

今回のつながりを縁に、来年開催の「米沢上杉まつり」への出店協力も検討しているとのことで、「東北地方では、今年5月に福島県相馬地方で行った『相馬野馬追(そうまのまおい)』に次ぐコラボレーションとなります。戦国ウォークを体験できるゲームを知り、地元生まれ・ゆかりの企業による地域貢献事業としてもご声援いただければ」(担当者)と、同イベントやゲームの参加を広く呼び掛けています。

【関連記事】

第2回「箕輪商工フェア」は10月27日(日)、好天祈り“投票日”でも開催(2024年10月8日)※地元・箕輪町商工会に協力、長野県箕輪町との交流も行われている

東海道新幹線とコラボ、「信長の野望」で初の位置情報ゲームを乗車時に楽しむ(2023年11月10日)

アピタとコーエーが「信長」最新作で初コラボ、フォトスポットやクイズラリーも(2022年7月20日)※アピタテラスとコーエーテクモの初コラボのチャレンジとして行われた

【参考リンク】

11月23日(土)・24日(日)「ミニ上杉まつりin日吉」開催!!米沢ゆかりの戦国武将が「おいしい」と「たのしい」を引き連れて、横浜市日吉に初見参!この秋、日吉が熱く盛り上がります!(米沢住【公式】山形県米沢市移住定住メディア)

地方とエリアマネジメント拠点との新しい接点を創出するエリアマネジメントの取り組み 2024年11月23日、24日に「ミニ上杉まつりin日吉」を開催(野村不動産ホールディングス株式会社・PRタイムス)

『信長の野望 出陣』「ミニ上杉まつり in 日吉」に協力決定!(株式会社コーエーテクモゲームス)

アニメ映画「好きでも嫌いなあまのじゃく」無料上映会予約受付(Googleフォーム)※定員に達し次第終了、11月18日16時現在残席は約120名。20日頃に締め切る予定で「お早めにお申込みください」(米沢市の担当者)とのこと


カテゴリ別記事一覧